アレハンドラ・ロドリゲス

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アレハンドラ・ロドリゲスは、アルゼンチンの弁護士・元ジャーナリスト[1]。ミス・ユニバース・ブエノスアイレス2024で優勝したことで知られる。ブエノスアイレス州ラ・プラタ出身[2]

名前のカタカナ表記はねとらぼの報道に従う[3]

経歴[編集]

1964年頃、生まれる。2000年、ラ・プラタ国立大学でジャーナリズムと法律の学位を取得。ブエノス・アイレス州で弁護士として働く[4]

2024年4月21日[4]、ミス・ユニバースの国内大会Miss Argentinaの州大会Miss Universe Buenos Airesで優勝。この年はミス・ユニバースが出場者の年齢制限を撤廃した後最初の開催であるが[注釈 1]Miss Universe Buenos Airesには18歳から73歳の女性34人が[2]参加した[3]。大会後、報道陣に対し「大会の新しいパラダイムを体現できることをとてもうれしく思います。私たちは、女性が肉体的な美しさだけではなく、他の価値観も評価される新しいステージを開こうとしています。こういったことを成し遂げたのは、同世代では私が初めてです」と喜びを語った[3]。なお、ミス・ユニバースの地区大会で60代の女性が優勝するのは大会史上初である[2]

2024年5月25日、全国大会のMiss Argentinaでは優勝できなかったが、部門賞のBest Faceを受賞。大会後、CNNエスパニョールの取材に対し「これは訪れつつある変化の第一歩だ」と話した。本人によると「これ(自分の参加)が、(変化の)前後を示すものであることを願っている。外見的な美しさは常に重視されると思うし、美しい女性を選ぶことが間違っているとは思わないが、美の概念はもっと広がる必要があるだろう」とのことである[5]

人物[編集]

  • 好きなものは自然、太陽、静けさ、海辺に座って波の音を聞くこと、瞑想、動物。趣味はウォーキングや運動、料理、詩、友人との外出、旅行、新しい風景や人々・文化を知ること。2024年4月現在結婚しておらず、恋人もいないと。過去の交際相手や子供・孫の有無について詳しい情報はない(報道による)[4]。2024年を起点に数年前に離婚したという報道もある[6]
  • 「童顔美貌」(韓国メディアによる) の秘訣について「果物、野菜、肉など無農薬有機食品を献立に含めるよう努力する。献立も極端にしない方が賢明」「週に少なくとも3回は体育館を訪問し、散歩とジョギングをする」と述べる[6]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 既婚者や離婚経験者、出産経験者や妊婦の参加も初めて認められた[5]

出典[編集]

  1. 青葉やまと (2024年5月24日). “「永遠の美!」弁護士でジャーナリストの60歳女性、ミス・ブエノスアイレス大会で栄冠”. pen-online.jp. 株式会社CCCメディアハウス. 2024年12月15日確認。
  2. a b c 年齢制限撤廃で...60歳女性弁護士がミス・ユニバース地区優勝”. chosunonline.com. 株式会社朝鮮日報日本語版 (2024年4月29日). 2024年12月15日確認。
  3. a b c 城川まちね (2024年4月30日). “う、美しい……! ミス・ユニバース予選で60歳の女性が優勝 年齢制限の撤廃受け最高齢コンテスタントは73歳”. nlab.itmedia.co.jp. 2024年12月15日確認。
  4. a b c 60歳女性が州ミスコン優勝=全国大会に勝てばミス・アルゼンチンに”. ブラジル日報 (2024年4月27日). 2024年12月15日確認。
  5. a b Abel Alvarado (2024年5月27日). “60歳のミス・ブエノスアイレス、「美の認識は変化しつつある」”. cnn.co.jp. 2024年12月15日確認。
  6. a b Kim Hyeonjeong (2024年5月5日). “美人コンテストで優勝した女性、童顔の秘訣を聞いてみると 「有機農の献立、散歩·ジョギングなどの運動」を挙げる”. 毎日経済. 2024年12月15日確認。