よみもの:自閉克服の努力とは

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自閉克服の努力とは(じへいこくふくのどりょくとは)は、定型発達者からもたらされる理不尽な申し出の一つ。

概要[編集]

定型発達者には定型発達者のルールがあり、脳の構造上自閉には知らされていない。しかし現実問題として、定型発達者のルールを知らなくては自閉も自らの思考で動いていたら衝突をしてしまう。だが残念なことに定型発達者のルールに関しては、当たり前のこととされているので言語化されていないのである。したがって自閉は定型発達者のルールなど思いもよらず、また定型発達者が努力なしで出来る他者への配慮は出来ないままで終わる。そんな時に降って湧いて出るのが「普通にふるまえるように努力しろ」という悪魔の命令である。

そもそも、定型発達者のルールも知らず、また他者への配慮ができにくい脳の構造のためいくら頭をひねっても上記の事が出来ない仕様なのである。それができないと「努力不足」となじられてしまい。最終的にはそのコミュニティからの排除が待っている。

もちろん、自閉には個人差があり、たまたまの努力で上手く行った人がいると「あいつは努力[1]で出来たのにお前は何だ」と元々の能力の差を考えない叱責が飛んでくるのである。

脚注[編集]

  1. そもそも具体的にどう努力するんだ?『気配りのすすめ』でも読むのか?とっくに読んだぞ!