よみもの:二十歳の頃、酔った勢いで、スナックに友人といった話

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積極的で怖いものなしの友人、Fとナンパがてら飲み歩いていたが、イイ女がいない[1]。それで酔った勢いで近所のスナックに行くことになった。もちろん二人ともスナックは初体験である。というか普通の二十代はそんなところには行かない。恐る恐るドアを開けると、そこにはおばさんがいた。おばさんは化粧に負けていた。化粧が本体みたいなおばさんである。

結論から書く。軽くあしらわれた。もちろん友人も芸をくり出して抵抗したが、そこそこ受けたが。そもそも学生のノリで行くような店ではない。「十年早いわよ」みたいなことを言われた。当たり前だ。まだ人生の悩みも何もない、一応前途洋々の若者が行くような場所ではないのである。筆者は自閉だったので、独特のテンションをウザがられてしまった。

やっぱり、スナックは40過ぎてから行くべきである。ちなみに33歳ぐらいで行ってみたけれど全然楽しくなかった。

なお、その友人とは喧嘩別れしてしまった。

脚注[編集]

  1. ちなみに筆者は合格点を出していたのだがFが認めなかった