とっくり大根のラディくん

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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 とっくり大根のラディくん、通称「ラディくん」は、山口県周南市福川地域の伝統野菜とっくり大根をモチーフにした ご当地キャラクターである。

 2017年7月23日、100円ショップの商品をつなぎ合わせて制作された人形が始まり。 その後、地域を盛り上げるために結成された「福が輪プロジェクト」がキャラクターを管理、同年8月には2頭身のイラストバージョンが 完成するが、人形とあまりにもかけ離れた可愛らしさに急遽、ラディくんの弟であるという設定になった。 やがて最初の人形版もイラスト化されるが、プリントされたものを縁取りしただけの単純なカットになった。

 同年9月には「山口新聞」に福が輪プロジェクトの取り組みとして記事が掲載された。 ラディくんの商品化も「PTA福川OB会」のメンバーによりキーホルダー100個とラベルシールが第一号として制作され、周知活動のために 方々に配布された。  

2018年1月、ラディくんは新たな展開を見せる。 写真を縁取った単調なイラストに限界を感じたプロジェクトメンバーは、プロの漫画家にイラストカットの依頼をする。 それまでの単調なイラストとは違い、動きと表情の豊かなイラストが出来たことにより、オリジナルグッズの制作も加速していった。  グッズの販売に関しては、福川地域在住でネットショップ経営者をメンバーに加えてバッジやキーホルダーをはじめTシャツ、パーカーなどの 商品を販売する事になった。  ネットや口コミでの周知活動の成果か、あらゆる方面からラディくん事業を取り上げてもらい、ローカル誌やラジオ番組 ラディくんを使用した消しゴムはんこ販売など、生誕1周年を前に徐々に盛り上がりをみせている。  今後、あらゆる可能性に挑戦しながら、山口県周南市福川地域の活性化と人口増加につながるよう「福が輪プロジェクト」は願っている。