これくらいは身につけておいていただきたく思います
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これくらいは身につけておいていただきたく思いますとは、「こんなことも知らないのか!」とか罵倒の対語である。
概要[編集]
「ここにいらっしゃる方々は皆さんご存知でしょうが」は、上のレベルを要求されているわけで、それがプレッシャーとなる。講義においては質疑応答があるのが普通なので、「浅学ですが」とかいった前フリをしておかないと居心地が悪い。他の受講生は「教授の話を聴きにきた」のであって、講義の内容なんかはあらかた頭に入っているし身についているのである。そういう場面で初心者的な質問をすると、「講師がどう打ち返すか」に期待満々で構えるわけで、講師は講師で「うん、それはよい質問です」とかいって乗っかってくる。
このノリが判らない学生は、講師に「これくらいは身につけておいていただきたく思います。」と睨まれる。このときポカーンとしている聴講生もおり、これを馬耳東風・馬の耳に念仏という。
人間生活との関わり・利用[編集]
無駄に親に学費を払わせて負担をかけるより、「学費の元は取った」と胸を張れるようになったほうが社会的には望ましい。「家業を継ぐ気はないのか?」と親に真顔で言われてなんぼである。