こばやし (小惑星)
概要[編集]
小惑星(3500)こばやし(Kobayashi)は、太陽の周りを周期3.35年で公転している小惑星。[1]。 1919年9月18日にドイツのラインムート(Reinmuth)によって発見された。 群馬県のアマチュア天文家の小林隆男にちなんで命名された。 2400個以上の多数の小惑星を発見したことで知られ、個人による発見数としては、ベルギーのエルスト(Eric Elst)に次いで世界第2位である。 また、440P/小林彗星と2008年にNGC4846に超新星SN/2008ipを発見している。
スペースガード望遠鏡の建設計画が持ち上がった際、中野主一から参加しないかと話を持ちかけられだが、サンヨー電機に勤めていて年収1000万円程度あったため、月給20万円程度の職に転職することを「冗談だろう」と言って一蹴したという。
命名文[編集]
(3500) Kobayashi = 1919 SD = 1929 RS = 1932 KD = 1949 PE = 1962 JV = 1966 SB = 1973 YZ = 1980 XG3 Discovered at Heidelberg on 1919-09-18 by K. Reinmuth. (3500) Kobayashi = A919 SD
Named in honor of Takao Kobayashi, an active computer of cometary orbits and identifier of minor planets. He is also a vice-director of Computing Section of Oriental Astronomical Association and is currently collecting and verifying almost all the observations of minor planets made by Japanese amateur astronomers. Name proposed by S. Nakano, who found the identifications involving this planet. [Ref: Minor Planet Circ. 12972]
軌道要素[編集]
元期 = 2022年1月21日 (JD 2,459,600.5)
軌道長半径 = 2.2397481 天文単位
近日点距離 = 1.7995452 天文単位
遠日点距離 = 2.680 天文単位
離心率 = 0.1965413
公転周期 = 3.35 年
軌道傾斜角 = 4.25447 度
昇交点黄経 = 314.67670 度
近日点引数 = 10.74885 度
平均近点角 = 29.29981 度
直径 = km
絶対等級 = 12.95
アルベド =