ホンダ・アクティ
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アクティとは、本田技研工業が生産・販売していた軽トラックおよび軽ワンボックスカーである。2021年に生産及び販売を終了し、同時に本田技研工業の軽トラ市場撤退となった。
特徴
軽トラックは各メーカー毎に特徴があり、アクティも同様である。まず、駆動方式にミッドシップレイアウト(MR)を採用しており、唯一であった。また、他メーカーに比べて高回転型のエンジンである等の特徴を持っていた。とくにMRは3代目のフルモデルチェンジの際、セミキャブオーバーなボディタイプになったのにもかかわらずMRを継承しているなどのこだわりを見せている。なお、2009年にフルモデルチェンジした4代目もMRであったため、2012年にスバルが同社の軽トラックをダイハツからのOEMとしたため、アクティが最後のSOHCエンジン搭載を搭載する後輪駆動の最後の軽トラとなった。 足回りの設計も考えられており、ド・ディオンアクスルというサスペンション機構を備えている。これは車軸懸架の一種であるが、路面追従性の向上やバネ下重量の削減を狙ったものである。現在でこそトヨタ・サクシードの2代目など低価格帯向け自動車における採用数が多いものの、ここまで長期間採用し続けていたのは本車くらいである。