いさお・さとう (小惑星)
概要[編集]
小惑星(6338)いさお・さとう(Isaosato)は、太陽の周りを周期5.63年で公転している小惑星。 1992年10月26日に北海道のアマチュア天文家の円舘金(えんだて・きん)と渡辺和郎(わたなべ・かずお)によって発見された(MPC 27462)。 番号登録された後、天文学者で、星食、接食、小惑星による掩蔽の予報・観測やフラッシュスペクトルのビデオ観測、天体名の日本語表記について調査していることで知られる佐藤勲にちなんで命名された。
浜野和天文台によって、自転周期4.98時間と測定されており、その功績により浜野和博巳は、2009年に第6回「巨人の星賞」を受賞した。
ウィキペディアの記事では、この小惑星の名前は「佐藤勲」とされているが、この小惑星の命名文は、本人がその和名を「いさお・さとう」とするつもりで書いたものであり、本人に名前を決める権利があるとして、勝手にルールを作って、本人の承諾なしに勝手に記事を書き、かつ本人からの改名のクレームに対して適切に対応しなかったウィキペディアを厳しく批判している。このページは、ウィキペディアのルールと運用の抱える社会問題性の一面を象徴するページとなっている。
命名文[編集]
(6338) Isaosato = 1987 XZ = 1992 UO4
Discovered at Kitami on 1992-10-26 by K. Endate and K. Watanabe.
(6338) Isaosato = 1992 UO4
Named in honor of Isao Sato (b. 1963), Japanese expert on occultations. He succeeded in making the first photographic observation of an occultation by a minor planet, that of γ Geminorum by (381) Myrrha on 1991 Jan. 13. He promotes observations of occultations by minor planets in Japan generally and made the first use of a color video to obtain flash spectra at the northern and southern limits of the same total solar eclipse. [Ref: Minor Planet Circ. 27462]
軌道要素[編集]
元期 = 2022年1月21日 (JD 2,459,600.5)
軌道長半径 = 3.166 天文単位
近日点距離 = 2.8831030 天文単位
遠日点距離 = 3.450 天文単位
離心率 = 0.0894989
公転周期 = 5.63 年
軌道傾斜角 = 15.32128 度
昇交点黄経 = 74.97287 度
近日点引数 = 209.95668 度
平均近点角 = 172.07982 度
直径 = 23 km
絶対等級 = 11.6
アルベド = 0.069