スペースビースト
スペースビーストとは、『ウルトラマンネクサス』に登場する生物の総称。
概要[編集]
『ウルトラマンネクサス』に登場。
宇宙からやって来た他の生物を捕食することで進化してしまう生物群。
本作では人間を主な捕食対象にしていた。
波動のビースト振動波を発することで振動派、知的生命体の恐怖が結合して各個体は進化することができる。
ダークザギ、ダークファウスト、ダークメフィストはスペースビーストを使役することが可能な能力を持っている。
『ULTRAMAN』に登場したザ・ワンはスペースビーストの第1号。
スペースビースト一覧[編集]
ペドレオン[編集]
データ[編集]
- タイプ:ブロブタイプビースト
概要[編集]
EPISODE.1「夜襲 -ナイトレイド-」からEPISODE.4「亜空間 -メタフィールド-」、EPISODE.12「別離 -ロスト・ソウル-」、EPISODE.37「絆 -ネクサス-」に登場。
軟体、不定形動物を合成したグロテスクな外見をしたスペースビースト。
エタノール、人間を主食としており、触手で人間を捕まえて腹部の口で食べてしまう。
95%が水分で構成された体をしている。
クライン[編集]
データ[編集]
- 身長:5 - 10メートル
- 体重:個体差により不定
概要[編集]
ガソリンスタンド、工場の配管に潜む小型形態。
能力としては受けた攻撃が効かなくなる自己進化能力。
フリーゲン[編集]
データ[編集]
- 身長:40メートル
- 体重:3万トン
概要[編集]
円盤のような外見をした飛行形態。
武器としては触手から放つ火球、液体
グロース[編集]
データ[編集]
- 身長:20 - 50メートル
- 体重:2万5千 - 4万5千トン
概要[編集]
複数いるクラインが合体、融合したことで巨大化した形態。
武器としては頭にあkる触角から放つ火球、触手から放つ電流、体から放つ可燃性のガス、口から放つ衝撃波。
ビーセクタ[編集]
データ[編集]
- タイプ:インセクトタイプビースト
- 身長:1 - 1.5メートル
- 体重:100 - 150グラム
概要[編集]
EPISODE.5「適能者 -デュナミスト-」に登場。
姫矢の悪夢に出現した昆虫のような外見をしたスペースビースト。
大量に発生をするイナゴのように大群を作って飛び回ることが可能である。
バグバズン[編集]
データ[編集]
- タイプ:インセクトタイプビースト
- 身長:40メートル
- 体重:3万5千トン
概要[編集]
EPISODE.5「適能者 -デュナミスト-」からEPISODE.8「M・P -メモリーポリス-」に登場。
ビーストが甲虫に取りついたことで生み出されたスペースビースト。
硬い皮膚、顎がある尻尾をしている。
武器としては地中を掘り進んでしまう鋭い爪、口の舌。
人間を主食としているが、人間を食べた後に自動車、スプレー缶を吐き出してしまうほど金属は食べれない。
バグバズングローラー[編集]
データ[編集]
- 身長:53メートル
- 体重:3万5千トン
概要[編集]
EPISODE.EX「詩織 -ロストメモリーズ-」に登場。
進化した同じタイプの個体。
初代との違いは無数の角が生えた体、カマキリのような発達した爪に変わった腕、3倍の強度を持った体表である。
ストライクバニッシャーですらも防御してしまう体をしている。
直接人間を食べておらず、部下のバグバズンブルードを口から食べてしまう。
バグバズンブルード[編集]
データ[編集]
- 身長:1.8メートル(通常時)、40メートル(巨大化時)
- 体重:150キログラム(通常時)、3万3千トン(巨大化時)
概要[編集]
EPISODE.EX「詩織 -ロストメモリーズ-」に登場。
バグバズングローラーの部下の昆虫のクチクラのような体をした昆虫人間という異名を持った個体。
人間を捕食してバグバズングローラーに捕食される習性を持ち、頭の振動器でビースト振動波を変換、相殺してロングフードの衣服を着た人間のフリをして化けた。
武器としては爪、口から放つ甘い匂いがしており、逃がした獲物を見つけるためのマーカーの役割を持った人間を捕食する時に使用するガス。
低い戦闘力である。
ガルベロス[編集]
データ[編集]
- タイプ:フィンディッシュタイプビースト
- 身長:52メートル
- 体重:3万9千トン
概要[編集]
EPISODE.6「遺跡 -レリック-」、EPISODE.17「闇 -ダークネス-」、EPISODE.18「黙示録 -アポカリプス-」、EPISODE.35「反乱 -リボルト-」に登場。
ザ・ワンの細胞が犬に取り付いたことで生み出されたケルベロスのように3つの頭をしたスペースビースト。
何度も復活してしまうほどの生命力をしている。
武器としては口から放つ高熱火炎弾、尻尾攻撃、腕の殴打、蹴り。
能力としては幻覚、催眠波動から死んだ人間を操って襲う。
ラフレイア[編集]
データ[編集]
- タイプ:ブルームタイプビースト
- 身長:55メートル
- 体重:4万8千トン
概要[編集]
PISODE.9「警告 -ワーニング-」、EPISODE.10「突入 -ストライク・フォーメーション-」に登場。
黄色の大きな花冠をした夜行性で植物型のスペースビースト。
武器としては黄色の可燃性ガスがある花粉。
花粉は付着して瞬時に気化することで超高熱を発し、水素と同じ密度をしており、無闇な攻撃は粉塵爆発で大惨事を招くほど厄介な性質をしている。
弱点は背中の花弁。
ノスフェル[編集]
データ[編集]
- タイプ:フィンディッシュタイプビースト
- 身長:5 - 50メートル
- 体重:3万9千トン(最大時)
概要[編集]
EPISODE.11「人形 -マリオネット-」からEPISODE.16「迷路 -ラビリンス-」、EPISODE.17「闇 -ダークネス-」(回想のみ)に登場。
スペースビーストの中ではシルバーブルーメと同じくトラウマ怪獣である。
生皮を剥がれた二足歩行のグロテスクのネズミのような外見をしたスペースビースト。
溝呂木が操っている。
殺害した人間を分身としてビーストヒューマンを操ることが可能である。
高い跳躍力の持ち主で武器としては人間を食べる長い舌、両手にある鋭い爪、額から放つ人間を体内に捕まえる光線。
能力としては口の中の再生細胞が破壊されないと復活してしまうほどの強い生命力。
ビーストヒューマン[編集]
概要[編集]
EPISODE.14「悪魔 -メフィスト-」、EPISODE.17「闇 -ダークネス-」、EPISODE.18「黙示録 -アポカリプス-」に登場。
スペースビースト、溝呂木が殺害した人間をビーストの細胞を植え付けたことで変貌した姿。
本作ではノスフェルと同じ腕になった山邑夫妻、ガルベロスの細胞を植え付けられて高い跳躍力を持った4人の大学生が登場した。
アラクネア[編集]
データ[編集]
- タイプ:インセクティボラタイプビースト
- 身長:2 - 13メートル
- 体重:300キログラム - 7500トン
概要[編集]
EPISODE.18「黙示録 -アポカリプス-」、EPISODE.EX「詩織 -ロストメモリーズ-」に登場。
溝呂木がナイトレイダーに所属していた時に出現して殲滅したスペースビースト。
本作では大型の2体の個体、小型の1体の個体が登場した。
発達した嗅覚、聴覚、貧弱な視覚をしている。
武器としては取り押さえることで捕食したり、地中を掘り進むことが可能な両腕のハサミ、長い尻尾。
フログロス[編集]
データ[編集]
- タイプ:アンフィビアタイプビースト
- 身長:10メートル
- 体重:8千トン
概要[編集]
EPISODE.18「黙示録 -アポカリプス-」に登場。
溝呂木がナイトレイダーに所属していた時に下水道のような場所に出現したカエルのような外見をしたスペースビースト。
地上、水中、地中での活動をすることもできる。
武器としては口から放つ体内の油を気化したオレンジ色の火球。
フログロス(B)[編集]
データ[編集]
- 身長:40メートル
- 体重:3万2千トン
概要[編集]
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第7話「怪獣を呼ぶ石」に登場。
名前にあるBは大きい(BIG)の意味であり、通常よりも4倍の大きさを持った個体。
武器としては口から放つ緑の火球。
ゴルゴレム[編集]
データ[編集]
- タイプ:インビジブルタイプビースト
- 身長:55メートル
- 体重:5万トン
概要[編集]
EPISODE.19「要撃戦 -クロスフェーズ・トラップ-」からEPISODE.21「受難 -サクリファイス-」に登場。
溶岩石の甲殻で覆われた体をしたパワフルな外見をした四足歩行型のスペースビースト。
武器は捕食することが可能な管状の口のゴルゴレムプロボセス、口から放つ火炎弾、体から放つ雷のような破壊光線。
能力は再生、メタフィールドに入ると使えないが、別位相でも使える半透明状態。
力の源の背中の水晶の発光器官を破壊されると位相間移動が不可能になってしまう。
クトゥーラ[編集]
データ[編集]
- タイプ:フィンディッシュタイプビースト
- 身長:55メートル
- 体重:4万9千トン
概要[編集]
EPISODE.22「安息 -キュア-」からEPISODE.24「英雄 -ヒーロー-」に登場。
イカ、タコ、珊瑚といった海洋生物を合成した体、ムンクの叫びをモチーフにしたグロテスクな外見をした悪意の竜巻とも言われているスペースビースト。
体から出すチェスターを捕まえたり、パーティクル・フェザーですらも効かない防御力、ネクサスを縛り付けたり、異形の海から人間を捕食してしまう無数の触手を持っている。
武器としては触腕、ハサミ、口から放つ黒い煙。
能力としては異形の海から特殊位相を跨ぐことで攻撃。
グランテラ[編集]
データ[編集]
- タイプ:クラスティシアンタイプビースト
- 身長:53メートル
- 体重:4万3千トン
概要[編集]
EPISODE.25「予兆 -プロフェシー 」からEPISODE.28「再会 -リユニオン-」に登場。
サソリのような外見をしており、ナイトレイダーのチェスターですらも効かない外骨格を持ったスペースビースト。
鋭いハサミ、長い尻尾を持っている。
武器としては両手を合わせることで放つ青白い光球、尻尾、腹の6つの気門から放つ火球。
特化した防御録を持ち、ナイトレイダーの攻撃を受け止めたり、ミサイルを回避してしまうスピードを持っている。
バンピーラ[編集]
データ[編集]
- タイプ:アースロポッドタイプビースト
- 身長:45メートル
- 体重:4万トン
概要[編集]
EPISODE.29「幽声 -コーリング-」に登場。
蜘蛛のような外見をしており、蜘蛛のような能力を持ち、体からの霧で隠蔽することで活動するスペースビースト。
武器としては口、尻尾から放つ発光した白い糸、体から放つビースト振動波を反射してしまう霧
能力としてはこれまでのビーストが食べた人間の悲鳴を動波で集めて合成することで人間の意識、記憶を奪う鳴き声。
攻撃されそうだと手足で地響きを起こして霧を放ち、逃走したり、口からの糸で人間を絡めとって食べることも可能である。
リザリアス[編集]
データ[編集]
- タイプ:レプタイルタイプビースト
- 身長:51メートル
- 体重:3万6千トン
概要[編集]
EPISODE.30「観視者 -ウォッチャー-」に登場。
二足歩行の獣脚類のような外見をした極めて凶暴な性格をしたザ・ワンの要素を受け継いだ上級のスペースビースト。
破壊光線の発生器官をした喉を持っている。
武器としては口から放つ熱線。
リザリアスグローラー[編集]
データ[編集]
- 身長:51メートル
- 体重:3万8千トン
概要[編集]
EPISODE.31「鳥 -バード-」に登場。
リザリアスがアンノウンハンドによって進化されて復活した凶暴で俊敏な動きで知性を持った姿。
違いは6個に増えた目、トサカが生えた頭、角が生えた両肩、胸にある第二の口である。
ストライクバニッシャーですらも効かない防御力を持ち武器としては第二の口から放つ熱線。
メガフラシ[編集]
データ[編集]
- タイプ:ノーチラスタイプビースト
- 身長:55メートル
- 体重:3万9千トン
概要[編集]
EPISODE.33「忘却 -A.D.2004-」からEPISODE.35「反乱 -リボルト-」に登場。
ウルトラマンネクサスを抹殺するために初めてアンノウンハンドに市街地に送り込まれたアメフラシ、オウムガイといった海洋生物を合体したような外見をしたスペースビースト。
武器としては貝殻の先端の放電器官から放つ放電、踏み潰し、体を回転することで体当たり。
能力としては人間をに吸い上げて食べたり、ネクサスの光線技、ナイトレイダーのビーム兵器を無効化したり、隔離空間を作ってしまう虹色の波動の無重力光線。
上下逆さまの状態で空中浮遊して逃亡する時は地中に潜行してしまう。
イズマエル[編集]
データ[編集]
- タイプ:フィンディッシュタイプビースト
- 身長:60メートル
- 体重:6万トン
概要[編集]
EPISODE.35「反乱 -リボルト-」(ラストのみ)、EPISODE.36「決戦 -フェアウェル-」に登場。
アンノウンハンドによってこれまで倒されたビーストの死体、ザ・ワンを合体したことで生み出された最強のスペースビースト。
構成するビーストはグランテラ、リザリアスグローラー、メガフラシ、ノスフェル、グランテラ、ガルベロス、ザ・ワン、バンピーラ、クトゥーラ、ノスフェル、ラフレイア、ゴルゴレム、ペドレオン、バグバズン。
それぞれ各ビーストの頭が固有の鳴き声を発している。
武器としては全スペースビーストの頭から放つ破壊光線、火炎、糸、右腕から放つ花粉、左腕から伸ばしたゴルゴレムプロボセス、メガフラシの頭から放つ放電。
ゼロ[編集]
概要[編集]
映画『ULTRAMAN』のDVD付属冊子「『"N" THE OTHER』ACT3 復活 -レザレクション-」に名前が登場。
来訪者が地球人に警告をした翌年、ザ・ワンより前に出現した最古の小型ビースト。
アメリカのコロラド州で牧場にいる牛、馬を襲って変死事件を起こしていた。
本作では名前、姿は登場していないが、根来、UFO研究家3人組の会話で存在が言及された。