山口・防府・徳山・熊毛・玖珂 - 広島線

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防長交通の運行する広島線(ひろしません)は、広島県広島市山口県東部の各地域を結ぶ高速バス路線。

大きく分けて以下の3系統が運行されている。

各系統間では共通の取扱いがなされている部分もあることから、本項ではこれらを一括して説明する……というなかなか乱暴なことをした挙句、ウィキペディア日本語版からこの項目はしれっと姿を消している。

周南・防府・山口発着便[編集]

広島市と、岩国市西部・周南市防府市山口市を結ぶ系統。かつては美祢市東部を経由し萩市まで運行されていた。

この系統は、防長交通が以前から自社の幹線として運行してきた山陽街道のバス路線(小郡 - 山口 - 防府 - 徳山 - 下松 - 柳井。現在は系統が分断され、快速便として近距離輸送に徹している)を、山陽自動車道開通にあわせ実質的に引き継いだものと位置づけられる。そのため、防府営業所発行の時刻表をはじめとして山陽街道のバス路線と広島 - 萩線をひとつの路線として掲載する時刻表が存在するほか、ルートも一部(山口市内 - 周南市内)で山陽街道線と重複している。
また、山陽道開通以前に山口湯田温泉 - 広島バスセンター間で鹿野・六日市(中国道広島道)経由の高速バス路線を運転しており(当時は防長交通と広島電鉄との共同運行)、防長交通は実質的にこの路線の運行経路を変更して復活したものともいえる。

20往復運行。内訳は、広島 - 徳山線が14往復、広島 - 防府線が2往復、広島 - 山口線が4往復となっている。

席は全席自由席(座席定員制)。

運行会社[編集]

  • 防長交通
    • 周南営業所が昼行8往復(徳山発着便)を担当。
    • 防府営業所が昼行2往復(防府発着便)を担当。
    • 山口営業所が昼行4往復(山口発着便)を担当。
  • 防長交通担当便の運行支援業務は防長観光バス広島営業所が担当。
過去
  • 広交観光
    • 落合営業所が昼行6往復(徳山発着便)を担当。

沿革[編集]

  • 2006年12月1日 - 昼特急まいこ号の廃止に伴い、ダイヤ改正。
  • 2011年2月1日 - ダイヤ改正。3往復減便(徳山発着便を4往復減便し、山口発着便を1往復増便)により23往復運行に。
  • 2013年3月16日 - ダイヤ改正。萩発着便の運行を終了し(山口湯田温泉 - 萩バスセンター間廃止)、徳山駅発着便を2往復、山口湯田温泉発着便を1往復それぞれ減便し、20往復運行に。また、防府-周南間の経路を山陽自動車道徳山西IC-防府東IC経由から変更し、防府市内に内末田、牟礼、西国衙の3停留所を追加。なお、萩 - 山口間の中国JRバスの路線と山口米屋町または湯田温泉で乗り継ぐ乗継切符を発売することで、萩-広島間の利便性を確保することとしている[1]
  • 2017年3月31日 - 広交観光が運行から撤退。

運行経路[編集]

太字は停車停留所。広島BC - 修道大学前間のみ、徳山東IC - 秋本 - 徳山駅前間のみの相互利用はできない。

中筋駅経由
広島バスセンター - 国道54号 - 不動院 - 中筋駅 - 広島IC - 山陽自動車道 - 沼田PA - 玖珂インター - 熊毛インター - 徳山東IC - 国道2号 - 秋本 - 馬屋 - 周陽町中央病院入口 - 扇町 - 東辻 - 動物園文化会館入口 - 市役所前 - 徳山駅
大塚駅経由
広島バスセンター - 中広出入口 - 広島高速4号線 - 沼田出入口 - 沼田料金所前 - 大塚駅 - 広域公園前(修道大学前) - 五日市IC - 山陽自動車道 - 玖珂インター - 熊毛インター - 徳山東IC -【この間中筋駅経由と同じ】- 徳山駅前 - 国道2号 - 新南陽高校 - 福川駅入口 - 戸田駅 - 湯野温泉入口 - 山口県道58号防府環状線 - 末田 - 牟礼 - 西国衙 - 防府駅 - 国道262号 - 農業試験場前 - 山口米屋町 - 山口湯田温泉
  • 徳山発着便は途中休憩なし。防府・山口発着便は玖珂PAで休憩(以前は山陽道富海PAで休憩していた)。
  • 広島バスセンター - 玖珂インター間は後述の柳井・平生・田布施発着便と共通乗車可能。

岩国・周防大島発着便[編集]

広島市と岩国市中心部・南部および大島郡周防大島町を結ぶ系統。昼行便が1日14往復運行されている。岩国発着便はいわくにバスとの共同運行で、いわくにバス担当便は錦帯ブルーライナー(きんたいブルーライナー)の愛称が付けられている。

席は全席自由席。

歴史[編集]

運行会社[編集]

広島での発券業務は広島バスセンターが行い、運行支援業務は防長観光バス広島営業所が担当する。

過去
  • 防長交通
    • 平生営業所および平生営業所久賀車庫が昼行7往復(岩国発着便3往復・周防大島発着便4往復)を担当。

運行経路・停車停留所[編集]

太字は停車停留所。広島BC - 修道大学前間のみ、上多田 - 交通局・有家間のみの相互利用はできない。ただし、錦帯橋 - 岩国錦帯橋空港間の相互乗降のみ利用が認められている。

岩国発着便
広島バスセンター - 中広出入口 - 広島高速4号線 - 沼田出入口 - 沼田料金所前 - 大塚駅 - 広域公園前(修道大学前) - 五日市IC - 山陽自動車道 - 岩国IC - 上多田 - 国道2号 - 関戸 - 錦帯橋 - 裁判所前 - 一の滝 - 市役所 - 岩国駅 - 岩国錦帯橋空港 - 東中学校 - 交通局
由宇・周防大島発着便
広島バスセンター - (この間岩国発着便と同経路・同停留所に停車) - 岩国駅前 - 国道188号 - 空港 - 南岩国駅 - 岩国医療センター - 保津南 - 通津公民館 -由宇駅 - 有家 - 大島大橋 - 国道437号 - 東瀬戸
  • 修道大学前は広域公園前駅そばのバス停に停車する。
  • 関戸・交通局・東瀬戸にはパークアンドライド用の駐車場が設けられている。
  • 岩国錦帯橋空港には2往復(いずれもいわくにバス担当便)のみ停車。
  • 周防大島線は岩国駅前で6-15分休憩する。

柳井・平生・田布施発着便[編集]

広島市と岩国市・柳井市熊毛郡平生町田布施町を結ぶ高速バスである。昼行便が1日8往復運行されている。

席は全席自由席。

運行会社[編集]

なお、広島での発券業務は広交観光防長観光バス(広島営業所が運行支援業務も担当)が担当。

歴史[編集]

運行経路・停車停留所[編集]

太字は停車停留所。広島BC - 修道大学前間のみ、伊陸 - 田布施間のみの相互利用はできない。

広島バスセンター - 中広出入口 - 広島高速4号線 - 沼田出入口 - 沼田料金所前 - 大塚駅 - 広域公園前(修道大学前) - 五日市IC - 山陽自動車道 - 玖珂インター - 山口県道70号柳井玖珂線 - 伊陸 - 山口県道22号光柳井線 - 国清 - 柳井市役所前 - 国道188号 - 周東病院前 - 平生営業所 - 山口県道23号光上関線 - 田布施

車内設備(各路線共通)[編集]

  • 4列シート
  • 一部トイレ付の車両あり

脚注[編集]

外部リンク[編集]