柑橘類

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柑橘類(かんきつるい)とは、ミカン科に属するミカン(蜜柑)、カラタチ(唐橘)、オレンジレモンといった植物の総称である。それっぽくないが、サンショウ(山椒)も柑橘類である。「ナミアゲハの幼虫が葉っぱを餌として食ってりゃ柑橘類である」と思えば間違いはない。

概要[編集]

果実の中心部から取れる果汁が酸味料として利用されることも多い。

  • ウンシュウミカン(温州蜜柑) - 単に「みかん」といえばこれ。
  • 紀州蜜柑 - 種が多い。正月飾り、特に鏡餅の上に飾るのがこれ。紀伊国屋文左衛門のエピソードで有名。大橋巨泉が『巨泉・前武のゲバゲバ90分!』で「男紀伊国屋文左衛門、命を懸けた蜜柑船。目指すは、江戸だぁ~っ!」とやっていた。
  • ナツミカン(夏蜜柑)
  • ハッサク(八朔)
  • ヒュウガナツ
  • サンポウカン
  • グレープフルーツ - 葡萄のように鈴生りになることからこの名がついた。
  • オレンジ
  • レモン(檸檬)
  • ポンカン
  • タンゴール
  • イヨカン(伊予柑)
  • ブンタン(文旦)
  • キンカン(金柑) - 甘く煮て利用される。喉に効くという。
  • ユズ(柚子) - 正確には「柚」。柚の実が「柚子」。「柚餅子」などに利用。ポン酢にも使う。果皮は香りづけに用いる。
  • ダイダイ(橙)
  • スダチ(酢橘) - 秋刀魚など焼き魚の酸味料に使われる。ポン酢にも使う。
  • カボス

果実皮の表面は、リモネンなどの芳香成分を含む。山椒も若葉の匂いを嗅ぐと「柑橘類だ」と納得できそうだ。また、表皮の内側(いわゆる「白い部分」)はペクチンを含むため、ジャムに用いられる。

脚注[編集]

関連項目[編集]