横田高松

横田 高松（よこた たかとし、長享元年（1487年）? - 天文19年10月1日（1550年11月9日））は、戦国時代の武将。武田氏の家臣。通称は十郎兵衛。受領名は備中守。武田の五名臣の一人。横田康景（綱松）の養父。武田二十四将の一人だった。

生涯

近江出身の浪人で、武田信虎に仕えて有力な足軽大将衆となり、騎馬30騎、足軽100人持となる。武田晴信の時代には信濃攻めに従軍し、板垣信方・甘利虎泰・飯富虎昌と並ぶ侍大将として活躍した。天文16年（1547年）8月、小田井原の戦いで戦功を立てた。天文19年（1550年）8月25日、晴信の信濃砥石城攻略に先陣として従軍し、10月1日に攻略失敗で撤退する際に村上義清軍の追撃を受けて戦死した（砥石崩れ）。享年64。

参考文献

• 柴辻俊六 編『武田信虎のすべて』（新人物往来社、2007年） ISBN 978-4-404-03423-6