時代劇

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時代劇(じだいげき)とは、主に日本の明治時代以前を主舞台にした映画テレビドラマなどのジャンルである。

名称[編集]

「時代劇」という言葉と「明治時代以前」という固定観念ができたのはいつなのかまだよくわかっていない。江戸時代末期の風俗は、明治時代はそれほど変わらず、地方の農村では昭和戦前まで、名残を止めることもあるからである。

似たジャンルのもの[編集]

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概要[編集]

NHKの大河ドラマは戦国時代徳川幕府末期の戦乱の時代が多いが、民間放送の「時代劇」の置かれる時代はほとんどが江戸時代で、最後は正義の味方によって悪徳役人悪徳商人が制裁される勧善懲悪となるものが多い。チャンバラと呼ばれる殺陣のシーンもよく登場する。

近年の動向[編集]

テレビドラマ

視聴率の低迷、制作費の高騰等から時代劇から手を引くテレビ局も出てきた。長年放映された水戸黄門も放送が終わり、民放は特番ドラマしか製作されていないため、殺陣の技術や道具の技能継承への不安も囁かれている。
一方、以前制作された番組が地上波民放や時代劇専門チャンネルなどの衛星放送で再放送されるなど、人気は依然として高い。

映画

テレビドラマの落ち込みぶりに比べると堅調で、年数本製作されている。「ラスト・サムライ」のように日本国外で製作されたものや「るろうに剣心」のように過去のシリーズに囚われない新作も作られている。

主なシリーズ作品[編集]

関連項目[編集]