新幹線700系電車

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが新幹線700系電車の項目をおカタく解説しています。
700系新幹線。画像のC40編成は2017年に廃車。

700系は、1999年から2020年まで走っていた日本の新幹線電車。

概要[編集]

0系、100系、300系に次ぐ東海道新幹線第4世代の車両[注釈 1]。1999年から2006年まで製造された。

当初は東海道新幹線内完結「のぞみ」としての役割が大きかった[余談 1]が、2007年にN700系が登場すると、徐々に軸足を「ひかり」「こだま」に移していく。そして、2020年、東海道新幹線から撤退した[余談 2]

700系が300系を押し上げる形で0系・100系を東海道新幹線から撤退させた。

なお、700系は低コスト化のために作られたが故、500系のように超高速走行はできない。所謂、走ルンですの新幹線バージョン。

沿革[編集]

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

C編成[編集]

JR東海所属車で、基本的に700系の元祖はこちら。新幹線車両では最後の幕式行先表示器を装備する編成となった。すでに全車両が保存車を除き廃車解体されている。

B編成[編集]

JR西日本所属車。2020年3月のダイヤ改正で定期運用は失い、唯一残っていたB4編成も2020年8月9日の運用を最後に稼働せず、2021年2月に廃車、翌22年3月までに解体処分となり全滅した。

車両の特徴[編集]

  • 500系の欠点だった、座席数の少なさを改善。300系と同じに。[1]
    • ただし、その弊害として最高速度は285km/hとなってしまった。
  • 300系と比べ機器の小型化・電気配線の効率化の功績で20tも軽量化。
    • その分を乗り心地改善装備・騒音の低減・快適性の追求と環境性能に振り分けた。[余談 6]
  • ユニバーサルデザインの導入
    • 肘掛け・ドアチャイム機能が付いた。
  • 機器類が増えたため窓が小さくなった。
  • 運転席は500系でも採用されたセミバケットシートが採用されている。しかもスポーツカーで有名なレカロ製である。
    • 正しいドライビングポジションを保つ事で長時間の着席に伴う腰痛を軽減する。

「ありがとう東海道新幹線700系」引退イベント[編集]

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

2020年3月8日、「ありがとう東海道新幹線700系」引退イベントが開催される[2]予定だったが、新型コロナウイルス拡大のため、中止された。そのため中止発表後の撮影のチャンスが廃車回送のみとなってしまい、その日時を求める鉄に便乗しガセのダイヤがいくつも流れた。どうやらそのガセスジに騙されて広島から浜松まで新幹線を無駄に使い、勝手にキレていた地雷鉄がいたそうな。[3]

カモノハシフェイス[編集]

700系の特徴的な顔はしばしば「カモノハシ」と呼ばれるが、実は700系の顔とカモノハシは全くの無関係。偶然似ていて、鉄道ファンたちが布教したため「カモノハシ」と親しまれるようになった。

本当は「エアロストリーム」という名前の顔だったりする。

関連形式[編集]

923型[編集]

詳細は「新幹線923型電車」を参照

ドクターイエロー。700系と同性能で、2022年時点で東海道・山陽新幹線の全路線の検測を担当している。廃車の噂も囁かれ、営業用のN700Sに検測機器の設置も始まっているが、精度の観点から当面の間は残ると推定される。

800系[編集]

詳細は「新幹線800系電車」を参照

700系を九州新幹線にカスタムした車両。デザインは水戸岡英治が担当し、前面形状が700系とは異なる独特なものとなっている。

N700系[編集]

詳細は「新幹線N700系電車」を参照

700系の正統進化型。現在の東海道・山陽新幹線の主力車両。

脚注[編集]

出典[編集]

注釈[編集]

  1. 500系は東海道新幹線の車両としてはカウントせず

余談[編集]

  1. 博多直通のぞみが500系、臨時のぞみが300系、そして700系と300系は座席が同じため大相も可能というなんとも合理的なシステムだった。
  2. 2020年3月8日に、「のぞみ315号」は新型コロナウイルス拡大のため中止となり、団体列車を除くと最後の運用は2月29日の「のぞみ337号」となった(後述)
  3. 開発中は、700系は「N300系」となる予定だった。
  4. ちなみに500系の東海道新幹線直通1か月前らへんです。
  5. 走行距離は実に40万キロだった。
  6. そして、結果的には300系から3tダウンとなった。

関連項目[編集]

新幹線の車両
現役車両
JR東日本・北海道
東北・北海道新幹線 E2系 / E5系・H5系
北陸・上越新幹線 E7系・W7系
山形新幹線 E3系 / E8系
秋田新幹線 E6系
JR東海
東海道新幹線 N700系
JR西日本
山陽新幹線 500系 / 700系 / N700系
JR九州
九州新幹線 800系 / N700系
東海旅客鉄道のロゴ.png JR東海の鉄道車両
客車
特急型 14系*
急行型 12系*
近郊客車 50系(救援車)*
気動車
特急型 キハ80 - キハ85 - HC85
急行型 キハ58・キハ28*・キハ65*
一般型 キハ40・キハ47・キハ48*(・2代目*)キハ11 - キハ25 - キハ75 - キハ30*
電車
特急型 381系* - 371系 - 373系 - 383系 - 285系3000番台 - 385系予定
急行型 165系・167系*
近郊型 111系・113系* - 115系* - 117系* - 119系* - 123系* - 211系0番台*0番台のみ廃車 - 213系 - 311系 - 313系
通勤型 103系* - 315系
事業用車
機関車 EF64* - EF65* - DD51*
電車・気動車 145系* - キヤ95(ドクター東海) - キヤ97
新幹線
旅客 0系* - 100系* - 300系 - 700系 - N700系(N700A・N700A・N700S)
検測車 923系(ドクターイエロー)
「*」がある形式は国鉄から継承。右上に「廃」と書かれた形式はJR東海には書類上存在しない。なお、JR東海内が保有する国鉄車は全廃している。385系は製造予定。
データは2022年9月1日現在のもの。