国忠崇史

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

国忠 崇史(くにただ たかし、1965年4月6日[1] - )は、日本の政治家。北海道士別市議会議員(無会派)。こぶたの家保育園長。

経歴[編集]

北海道士別市出身[2]。父親は小学校に33年間勤務した後、こぶたの家保育園長を12年間務めた。また1953年~2006年の間、日本共産党員だった[3]

1992年金沢大学経済学部卒業。金沢駅前シネマ北海タイムス社富士重工業日本労働者協同組合連合会(ワーカーズコープ連合会)を経て、2001年からこぶたの家保育園に勤務[2]

2006年4月の士別市議会議員選挙に日本共産党公認候補として出馬する予定であったが、かつて脱北者支援に携わり北朝鮮中国両政府の人権抑圧を批判していたことや新社会党との共闘を主張していたことなどから党指導部との間で調整が続き、同年3月になっても公認候補に決定しなかった。3月12日に国忠が「しんぶん赤旗」配達時に党の内情を説明する文書を配布したことで、党士別市委員会は公認申請を取り下げた。さらに3月16日、18日には党費返還処分を受け、2002年に遡って党籍が無いということになった[4]。結局、市議選に第1選挙区から無所属で出馬し、476票を獲得、21人中19位の3票差の次点で落選した[5]

2009年9月、士別市議会議員補欠選挙に出馬、無投票で初当選し、士別市議会議員となった[6]。2010年10月の選挙では501.453票を獲得、21人中18位で2選[7]。2014年4月の選挙では570票を獲得、18人中13位で3選[8]。2018年4月の選挙では366票を獲得、18人中17位で4選[9]

人物[編集]

緑の党グリーンズジャパンのメンバー[10]Twitterによる活動で知られ、プロフィールでは「緑の党でド左翼」「共和主義者」を自任する[11]

インタビューで、国政と地方議会の違いについて、国政は党派性に基づく数の力が基本だが、地方議会では数の力は同じでも若干党派性から逸脱する部分があり、党派性を超えて実現できる課題があると語っている[12]

また、士別市で一番大きな課題として、過疎少子化を挙げ、市長らと共に子育て支援に取り組んでいると語っている[12]

脚注[編集]

外部リンク[編集]