カーネロ

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カーネロ(Vandellia cairhosa)は、アマゾン川に住むと言われるの一種。ナマズ目。地方名としては「カンデル」、欧米では「カンジェロ」とも呼ばれる。

概要[編集]

小型(最大5~6cn)の魚で、鰓から排出される水を頼りに侵入して魚に襲いかかる。アメリカのクリーブランド州の水族館の実験(一九五九)によれば、カーネロを二三匹入れた水槽に金魚を放したところ、直ちに吸血して三分で殺してしまったという。

人間相手だと、尾を掴んで引き抜こうとしても鰓蓋にある短い五本の棘が外に開き、柔らかい尿道内に引っかかるため激痛に堪えられないという。

以上は木村重の『魚紳士録』(上巻。「吸血の兇悪魚」の項)による。

中島らもがエッセイで紹介し、観賞魚専門誌で取引されているのを知り「こんな危険な魚を飼育するもの好きもいるんだ」と驚いていた。

参考文献[編集]

  • 木村重『魚紳士録』(1983、緑書房)