アクチュエータ

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アクチュエータとは、信号を動力として出力するための機構をいう。

概要[編集]

いわゆるエンジンやモーターは「エネルギーを動力に変換するもの」であるのに対し、アクチュエータは「信号を受取り、それを動きや力に変換するもの」をいう。したがって、信号を受取るセンサーから実際の出力までの総体としてのシステムをいう。現代の自動車は、(客室などの装備は除外するとして)一種のアクチュエータとみなせる。

人間生活との関わり・利用[編集]

概念としても用語としても一般的には理解されているわけでもなく知られているわけでもないので、意識されることもない。しかしながらフツーに利用されており、自動車もあれば電動フォークリフトもあれば、クレーンやパワーショベルなども含めて広く利用されている。信号を出しているのが人間だろうがAIだろうが知ったこっちゃないのがアクチュエータの取柄であり、「任せるべきところは任せる」というのが智慧というものである。「動力」に限らなければ「熱量」も出力のうちであり、人間が炊いた飯より電気炊飯器が炊いた飯のほうがよっぽど美味かったりするので、「人間よりAIを信用したほうが安全」だと考える人も多い。「老人は交通事故を起こして人を殺す前に運転免許を返上して、AIの完全自動運転自動車に任せろ」という話も現代ではあながち非・現実的ではない状況になっている。できれば黒のポンティアックのファイアーバード・トランザムあたりをベース車にしてくれてもいいが、サイズなどを考えるといすゞ117クーペ(デザイナーはジュジャーロである)とかホンダ・シティ(本田宗一郎さんは「こんな、『暗がりから引っ張り出してきた牛みたいなクルマ』が売れるのか?」と言っていたそうだが、のちに愛車としてホテル・オークラに乗りつけたというエピソードがある。シティ・ターボII『ブルドッグ』の黒は悪くないデザインだと思った)をEV化してAIを搭載して会話ができるようになったら、とりあえず日常の用(貨物の積下しはまた別の話だが)は足りそうに思う。

脚注[編集]


関連作品[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]