みんなのテレビナイター

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みんなのテレビナイター
ジャンルプロ野球中継
出演者深井瞬
山内泰幸ほか
製作
制作テレビ新広島
放送
放送国・地域日本国旗.png日本
放送期間2015年 - 2017年
放送時間平日 18:16 - 19:00
放送枠みんなのテレビ (テレビ新広島)
放送分44分

みんなのテレビナイターは、2015年から2017年までテレビ新広島で放送されたプロ野球中継番組。広島東洋カープ戦を中継していた。

概要[編集]

前番組『TSSスーパーニュース』に引き続き、19:00からテレビ新広島制作のプロ野球中継を放送する場合、『みんなのテレビ』に内包してトップナイターが放送される。「スーパーニュース」の末期の時点では第2部で野球中継を行うも、18:33 / 42など不定開始での放送しかなかったが、『みんなのテレビ』放送開始以降は第2部冒頭の『みんなのニュース・第2部』のFNN枠(17:53 - 18:14)終了後の18:16に開始時刻を固定して放送している。

東海テレビ制作の対中日戦ビジターゲームについては、2015年は東海テレビ内でローカルニュースに内包しての中継を行わないため、トップナイターに限りテレビ新広島がテロップ出しと実況を行っていた[1]。2016年からは『みんなのニュース One』でトップナイターの中継を行うが、テレビ新広島では引き続きトップナイターのみ自社でテロップ出しと実況を行う。また東海テレビに派遣されたカープ側のリポーターがトップナイターに出演するようになった。

一例として、2015年8月18日の中日×広島戦(ナゴヤドーム)は東海テレビの制作で19:00 - 20:54に、解説:谷沢健一鹿島忠、実況:加藤晃(東海テレビアナウンサー)、中日リポーター:森脇淳(東海テレビ)、広島リポーター:青坂匠の出演者で放送され、テレビ新広島はこの中継のネット受けを行った。これに加えて、東海テレビの中継が始まる以前の18:17 - 19:00に「みんなのテレビナイター」を解説:山内泰幸、実況:深井瞬でオフチューブ(カラ出張)中継した。

2016年8月26日(金曜)に放送の同カードは、事実上東海テレビの制作ながら三重テレビ独立局)で『三重テレビナイター』としての放送となるため、テレビ新広島が東海テレビ(三重テレビ)から映像提供を受けた上で全編自社での実況(解説:山内、実況:深井)に差し替えて放送する。なお、翌27日(土曜)のデーゲームについては東海テレビから『DRAGONS LIVE 2016』の同時ネットでの放送となる(副音声にはテレビ新広島からも出演)。2017年も三重テレビでの中継日に同様の形態での放送を行うことがある。

東海テレビでの中継日であっても2017年8月8・9日は『東海テレビナイター祭り』に対広島戦が該当したため、三重テレビでの中継日と同様に全編でテレビ新広島が別制作を行った。

関西テレビ制作の対阪神戦ビジターゲームについては、2015年は広島戦では土曜日のデーゲームのみ中継。2016年4月8日(金曜日)はナイターの中継を自社制作したため全編テレビ新広島がテロップ出しと実況を行った[2]。このため、関西テレビ制作の中継をネット受けする際に18時台のみ自社制作またはネット受けした実績はない。なお、カンテレでは阪神戦を『みんなのニュース 報道ランナー』に内包して中継している。また2017年はデーゲームもテレビ新広島での実況差し替えを実施するようになった。

また交流戦でのパ・リーグ球団主催ゲームも2015年までの時点ではテレビ新広島での放送実績がなかった(オープン戦はソフトバンク主催ゲームをテレビ西日本からのネット受けで放送)。2016年には対日本ハム戦を北海道文化放送からのネット受けで放送した(解説:山内・建山義紀、実況:廣岡俊光)。テレビ新広島とほぼ同じ編成でトップナイターを行っていた北海道文化放送は、この試合でもトップナイターを編成。北海道文化放送と同内容で全国ネット枠の終了時刻である18:14から野球中継を行った。なお、2017年6月5日の同カードはテレビ新広島が球団公式映像の配給を受ける形で独自制作を行い、オフチューブによる実況で放送した。この関係で制作著作にはテレビ新広島とともに「北海道日本ハムファイターズ」もクレジットされた[3]

2016年4月からは『みんなのテレビ』から19時台の番組がステブレレスとなったため、18時台と19時台の区切りのCMがなくなった。また全国ネット枠は18:14までに2分短縮したため、18:14に球場映像を背景とした提供クレジットを出した後、CMを挟んで18:16から『みんなのテレビナイター』開始という体裁を取っているが、前述の北海道文化放送など系列局からのネット時には制作局に合わせて18:14開始となる場合がある。また、『こんやのニュース』→『ユアタイム クイック』も野球中継に差し替えている。

2016年10月17日に予定されていたクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第6戦の中継権をフジテレビ系列が獲得[4]した(解説:江本孟紀、実況:深井)[5]。テレビ新広島では全国ネット枠の開始前に、通常通りこの枠を使って中継する予定だった。しかし、第4戦で広島の3勝(優勝チームの1勝アドバンテージのため4勝)1敗で決着したため、中継は幻に終わった。なお、フジテレビ・テレビ新広島は翌年にもファイナルステージ第3・6戦の放送権を獲得し、いずれの試合もテレビ新広島のみ『みんなのテレビナイター』を編成したが、全国枠同様フジテレビ主導で制作したため(全国枠のエンドクレジットはフジテレビ単独制作扱い)、スコア表示など各種テロップやジングルなどはフジテレビの物を使用した(第3戦=解説:江本・山内・古田敦也、実況:田中大貴、リポーター:青坂、第4戦=解説:野村弘樹谷繁元信・山内、実況:深井、リポーター:田中)。なお、山内は第3戦はグラウンド解説で、第4戦は放送席の解説で出演した。

番組名が『TSSプライムニュース/TSSプライムフライデー』となった2018年からは、『プライムナイター』として引き続き18:16から同様の体裁で中継を行っている。

出演者[編集]

テレビ新広島が自社制作を行う試合の出演者について述べる。系列局からの出演者については、野球道 (フジテレビ系列)の各系列局の節を参照。

解説
  • 山内泰幸
  • 笘篠賢治(文化放送・フジテレビONE他解説者)
  • 西山秀二(GAORA・ラジオ日本他解説者)
    • 基本的に山内と笘篠・西山(2016年のみ達川も)とのいずれかとの2人で担当するが、ビジターゲームは山内単独の場合がある。前番組まではフジテレビ系列各局の解説者が出演した例があったが『みんなのテレビ』移行後の2015から2016年は実績がなかった。2017年は前述のクライマックスシリーズの他に、対中日戦で山崎武司(6月30日)・山本昌(7月1日デーゲーム)と山内との2人解説がある。
実況・ベンチリポート
  • 深井瞬(テレビ新広島アナウンサー)
  • 青坂匠(同上)- 2016年8月9日の対阪神戦で初実況。
  • 加藤雅也(同上)- 2017年5月23日の対ヤクルト戦でベンチリポートに初登場。
  • ビジター側ベンチリポート担当のフジテレビ系列各局アナウンサー(ビジター地元局への同時ネット時を中心に出演)
過去の出演者
  • 金田祐幸(テレビ新広島アナウンサー) - 金田が実況またはリポートを担当する場合、第1部は若木とバーゲル・衣笠とのどちらかとの2人のみで担当した。2016年は担当実績なし。
  • 金本知憲(解説。2015年。後に阪神タイガース監督)
  • 達川光男(出演当時フジテレビ・中国放送〈後者はラジオのみ〉他解説者。元テレビ新広島専属解説者。2016年に本数契約で出演。後に福岡ソフトバンクホークスヘッドコーチ)[6]

野球道 (フジテレビ系列)#系列局の中継」も参照

脚注[編集]

  1. 19:00からの東海テレビ制作の中継にはテレビ新広島から解説者が派遣されない(土曜日のデーゲームでは副音声に派遣される場合がある。2016年7月現在、テレビ新広島が東海テレビに解説者を派遣した上で、トップナイターをスポット契約のフリー解説者・フジテレビ系列各局の解説者と、またはアナウンサー単独で『みんなのテレビナイター』担当した実例はない)。また、東海テレビ向けに派遣したテレビ新広島のベンチリポーターも、2015年はトップナイターには出演していなかった。
  2. 関西テレビから映像素材の配信を受け、テレビ新広島のスタジオからオフチューブで中継し(解説:山内、実況:深井)、ベンチリポートは配置しなかった。中継中では一度映像切り替えミスでカンテレの放送席が映った(解説:田尾安志・達川、実況:石田一洋)。また東海テレビからの映像配信時と同様球速表示がなかった。
  3. 北海道では北海道テレビ放送が、無料BS放送ではBS朝日が放送した(いずれもテレビ朝日系列)。
  4. クライマックスシリーズはキー局でなくても中継権を獲得できるが、この試合はフジテレビが中継権を獲得し全国ネットで中継予定としていた。
  5. 当初公式ホームページには各チームベンチ解説の担当として山内と高木豊の名前が記述されていたが、放送予定からフジテレビONEを削除する修正を行った際に同時に削除されたため、両者の出演があるかは未定となっていた。
  6. 2016年4月8日、テレビ新広島が自社制作を行った阪神対広島戦では、関西テレビの中継に達川が出演した。