9条ナイフ事件

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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9条ナイフ事件(きゅうじょうナイフじけん)とは、2009年7月13日に、大阪府箕面市で、みのお9条の会の呼びかけ人である男が、23歳の男子大学生と車の通行をめぐってトラブルになり、所持していた折り畳み式のナイフでこの大学生を刺し、重傷を負わせた事件である。男は殺人未遂容疑で大阪府警察に逮捕され、みのお9条の会を除名された。この男は護身用として普段からナイフを持ち歩いていたという。しかし、この男はみのお9条の会において武力によらない平和を訴えており、その上ジュネーブ条約による無防備都市宣言を行うための条例を定める運動を行っていた。そんな男が、自分はナイフで武装し、無防備な大学生をナイフで「先制攻撃」したということで、著しい言行不一致だとして波紋を呼んだ。犯行に使われたナイフは9条ナイフ(9じょうナイフ)とも呼ばれる。