3学期制

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3学期制(3がっきせい)とは、学校の1年間の課程を3つに分割する制度。

概要[編集]

日本[編集]

小学校から高等学校の大半、一部の大学が採用している。

概ね4月から7月(一部は8月)までを1学期、9月(8月まで1学期の地域では8月)から12月までを2学期、1月から3月を3学期とし、各学期の間にはまとまった日数の休暇(夏休み冬休み春休み)を設定している。1学期と2学期は3ヶ月以上あるが、3学期は実質2ヶ月ほどしか無く、ある意味2.5学期とも言える。

メリットとしては

  • 中学校以上では定期考査の範囲が狭くなるので学習がしやすい(小学校は単元別試験のためあまり関係はない)
  • 夏休み・冬休み・春休みが長い
  • 通知表が3回受け取れる
  • 教員は長期休暇を区切りとする指導ができ、学習・生活のリズムを作りやすい

が挙げられる。反対にデメリットは

  • 定期考査の回数が多い
  • 2学期制に比べて始業式終業式・定期考査の回数が増えるために年間の授業時間数が少なくなり、余裕を持った指導計画が作りにくくなる

が挙げられる。

アメリカ[編集]

アメリカ合衆国の高校も3学期制採用が多数派である。

期間は

  • 秋学期:9月〜11月末
  • 冬学期:12月〜3月中旬
  • 春学期:3月下旬〜6月上旬

となっており、意外にも日本の2学期相当の期間が短く、最終学期は日本より長く確保されている。