2006年の日本シリーズ

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2006年のプロ野球日本選手権シリーズは、2006年10月21日から開催された第57回プロ野球日本選手権シリーズである。北海道日本ハムファイターズ中日ドラゴンズに5戦4勝し、優勝。現役を引退するSHINJOの花道を飾った。

シリーズ開始前の野球評論家の予想は「中日有利」という声が圧倒的だったが、ファンによる予想では「日本ハム有利」という声も多かった。実際に先発投手力では中日の方が上回っていたが、この年の中日は2004年のような落合英二岡本真也のような抑えの岩瀬仁紀に繋ぐ二枚看板、すなわちリリーフエースが不在であったために先発投手は「8回まで投げなければならない」状況であったのに対し、日本ハムは「TOM」(武田久岡島秀樹マイケル中村)という強力な3枚看板があったため、先発投手が「最低6回まで投げればいい」という意識でシリーズに臨む事が出来た。また、打撃面でも中日は福留孝介タイロン・ウッズが打てない、あるいは打点が稼げない試合はシーズン中も圧倒的に負け越しており、「福留、ウッズが打たないと勝てない」打線という脆さがあったのに対し、日本ハムは福留・ウッズのような飛びぬけた打撃成績を残した選手がおらず、下位打線でもしっかり機能させて得点するいわゆる「どこからでも点が取れる」打線であったため、これらの差が如実に現われたシリーズとなった。

テレビ・ラジオ中継[編集]

テレビ中継[編集]

第1戦:10月21日

第2戦:10月22日

第3戦:10月24日

第4戦:10月25日

第5戦:10月26日

  • 北海道テレビ放送 ≪テレビ朝日系列 制作・テレビ朝日≫
    実況:清水俊輔(EX) 解説:東尾修、栗山英樹 グラウンド解説:大塚光二
    ゲスト解説:小宮山悟、上原浩治巨人) リポーター:谷口直樹、佐藤裕二
    18:04-21:54(『だめんず・うぉ〜か〜』を休止し、CM無しで『報道ステーション』に接続)、札幌地区の平均視聴率は52.5%、瞬間最高視聴率は73.5%(21:40頃) 関東地区の平均視聴率は25.5%、瞬間最高視聴率は43.5%(21:34頃) 名古屋地区の平均視聴率は31.4%、関西地区の平均視聴率は26.5%
    ※BS朝日では、第3戦と同様、23:00-23:55まで『速報!!日本シリーズ』を放送

※第6戦以降は、第6戦が東海テレビ・フジテレビ系列とBSフジ、第7戦がCBC・TBS系列の予定だった。

※NHK衛星第1テレビ(BS1)とNHK衛星ハイビジョン(BShi)の同時放送は今大会の第4戦が最後となった。

ラジオ中継[編集]

第1戦:10月21日

第2戦:10月22日

ゲスト解説:山崎武司楽天) リポーター:北山靖(東海ラジオ)、永井公彦(STV)

第3戦:10月24日

第4戦:10月25日

  • NHKラジオ第1 実況:道谷眞平 解説:鈴木啓示
  • HBCラジオ(独自) 実況:川畑恒一 解説:岩本勉 リポーター:山田泰子
  • HBCラジオ(JRN裏送り) 実況:山内要一 解説:金石昭人
  • STVラジオ・文化放送(NRN) 実況:永井公彦 解説:広瀬哲朗 ゲスト解説:関川浩一(楽天)
  • TBSラジオ(独自) 実況:松下賢次 解説:盛田幸妃 ゲスト解説:三浦大輔(横浜)
  • ニッポン放送(独自) 実況:宮田統樹 解説:大矢明彦
  • ラジオ日本 実況:細淵武揚 解説:水野雄仁
  • CBCラジオ(独自) 実況:角上清司 解説:彦野利勝
  • 東海ラジオ(独自) 実況:大澤広樹 解説:古葉竹識

第5戦:10月26日

5戦で終了のため、以下は中継消滅。

日本シリーズ (プロ野球日本選手権シリーズ試合)
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