黄翊祖

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黄 翊祖(こう いそ、1987年4月10日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士、八段。台湾台北市出身。鄭銘瑝九段門下。

18歳6か月で名人戦リーグ入りした(当時の新記録・現在史上3位の年少記録)。第2回SGW杯中庸戦優勝、第31期新人王戦準優勝。

経歴[編集]

6歳で父・姉とともに囲碁教室へ通うようになり、囲碁を覚える。11歳で台湾の全国大会に優勝、同年に台湾の囲碁教室の教師の伝で鄭銘瑝を紹介され、棋士を目指し来日した。兄弟弟子である潘善琪潘坤鈺兄妹と同居しながら院生となり、2002年、14歳で入段。井山裕太と同期。同年二段。2003年三段。その後大学留学した姉と同居していた。

2005年、賞金ランキングにより四段昇段。第31期名人戦予選で秋山次郎八段・片岡聡九段に、最終予選で趙善津九段・羽根直樹棋聖河野臨七段に勝利し初の名人リーグ入り[1]。18歳6ヶ月でのリーグ入りは依田紀基の18歳8ヶ月を抜く当時史上最年少記録であり、また四段から七段への飛び昇段を果たした。同年中野杯U20選手権準優勝。

2019年11月、この年より公式棋戦となった第2回SGW杯中庸戦で優勝、自身初タイトルを獲得した[2]。また、勝数規定により九段昇段。第44期棋聖戦Bリーグ残留。

受賞歴[編集]

昇段履歴[編集]

  • 2002年 入段、同年二段
  • 2003年 三段
  • 2005年 四段、同年七段
  • 2011年 八段
  • 2019年 九段

脚注[編集]

  1. 第31期 名人戦
  2. 第2回 SGW杯中庸戦”. 日本棋院. 2019年11月16日確認。

外部リンク[編集]

テンプレート:日本の現役囲碁棋士