高校生

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高校生(こうこうせい)とは、高等学校に在籍している生徒のことを言う。

概要[編集]

現在は主に15歳から18歳までの人が多いが高校は義務教育ではないため、定時制課程や通信制課程にこの年齢以外の20代の高校生や、70代の高校生も存在する。
中学校を卒業し、入学試験に合格することによって身分を得る。法律上では「生徒」であり、高校生を指して学生と言うのは誤用。

中学生に比べて自由度が増し、放課後の寄り道や買い食いなどの行為を法に触れない限り学校が咎める事は少なく、長期休暇中に保護者の同伴なしで遠方へ旅行へ行く事も学校は制限しないことが多い。ただ自己責任の比率も増すため、自身の行動によって懲戒退学などの不利益を課される場合もある。

大相撲[編集]

大学相撲出身でも関取昇進できない力士が増える中で、インターハイで成績上位の選手が高卒見込段階で大相撲に入門して、早々と関取になることが多い。但し、出身校は寡占化が進み、中卒後、相撲留学で親元を離れるケースも珍しくなくなった。
こうした状況もあり、2023年9月28日日本相撲協会インターハイベスト4位以内の選手について、理事会承認の下で三段目最下位付出を認めることを発表。
1950年代までは、前相撲の一番出世の新弟子を新序として序ノ口で取り組ませ、新序の優秀者を2場所目に序二段に跳躍昇進させることで満18歳前後の青年を結果的に優遇させたことはあったが、高校相撲大会優秀者のみを対象に番付で優遇したことは過去にないため初の試みとなった。
高卒見込段階で有望な選手を獲得したいという日本相撲協会側の事情もあるが、適用第1号の新弟子が付出の権利を放棄したため、早くも形骸化の予兆が現れている

詳細は「力士と学歴」を参照

沿革[編集]

  • 旧学制時代、高等学校に通う生徒のことをこのように言ったのが始まり。太平洋戦争では学徒出陣によって多くの高校生が在学中のままペンを銃に代えて戦地に赴き、命を落とした。
  • 2022年に改正民法が施行されたことで、従来は大学生で迎えることが多かった「新成人」を高校生で迎える人が大勢となった。高校の「公共」の科目新設も民法改正が影響している。

関連項目[編集]