養育費

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養育費(よういくひ)とは、離婚夫婦別居などにより、子供と離れて暮らすことになったが、子供を育てている側の親に支払う費用のことである。令和元年(2019年)時点の日本では金額の算定方法や支払いの期間に関して定めた法律は無く、夫婦の収入や子供の人数、年齢などといった家庭の事情を踏まえて、協議によって決められることになる。子供が成人するまで支払うケースが多くなっている。裁判などで確定したはずの養育費が不払いになるケースも多く、現在では社会問題化している。このような事態に対応するため、兵庫県明石市では支払いに応じない親に対しては過料を科す条例を制定する方針を決めている。

ちなみに一例として挙げると、会社員の妻(年収200万円)とその子1人(未成年)に対して、別れた夫(年収400万円)が支払う養育費は月に2万円から4万円となる。また、妻が専業主婦で未成年の子供が2人がいる場合、別れた夫(年収500万円)は月に8万円から10万円の養育費を支払うことになる。

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