靴紐
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靴紐は、靴を結ぶ紐（ひも）。
概要[編集]
主に、靴と足を密着させる用途で使用され、予めそこそこの余裕がある切れ込みを入れた部分を紐で縛り上げておき、靴を穿いた状態でその紐を締め上げることで足と靴の間にある空間を少なくし密着させることでジャストフィィィィィット！ させるために使用される。
ファッション用途[編集]
上述の用途ではなく、単に美術的観点から「見た目だけで実用性が皆無」というファッション用途に使用される場合がある。この場合、紐を締め上げても密着効果に反映されないか、または靴紐自体が飾りで、結ばれた状態でただくっついているだけ（締め上げること自体不能）、というものまで多種多様に及ぶ。
歴史[編集]
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靴紐がほどける原理[編集]
2017年4月12日にフランスの報道社であるAFP通信の日本語WEB版ニュースサイトで、この長年の疑問が解き明かされたことが報じられた[1]。
ニュース報道によれば、アメリカ合衆国カリフォルニア州にあるカリフォルニア州立カリフォルニア大学バークレー校で機械工学を学ぶ3人の学生たちがこの問題の理論を研究し、2017年4月11日にその研究成果はまとめられてイギリスの権威ある学術専門誌のひとつである英国王立協会紀要 (jawp:en:Proceedings of the Royal Society) に掲載されたとしている[1]。
報道に記載された論文からの引用をまとめると、
- 靴ひもが何の前触れもなく一瞬でほどけることが多い
- 走っている人の足が地面に与えるインパクトは重力の7倍に上る
- 人の走る動作によって、靴ひもの結び目には力が加えられた状態と緩んだ状態とが交互に繰り返される
- 力が緩んだ状態では、足をスイングする動きにより再び力が加わる
- 地面を踏みつける衝撃と素早いスイングという二重の力が、目に見えない手のように作用し、結び目を緩め、端を引っ張るようにして、靴ひもをほどいてしまう
--英国王立協会紀要に4月11日に掲載されたカリフォルニア大学バークレー校の靴紐に関する研究論文より。
という結論に達しており、これは実際に靴紐がほどけていく様子を超スローモーション映像として撮影、検証に役立てている[1]。
なお、結論後にも追加実験を行い「絶対にほどけない靴紐は存在しない」という実験結果が得られたという[1]。
脚注[編集]
- ↑ a b c d “なぜ靴ひもはいきなりほどけるのか 長年の謎を実験で解明 米”. AFP BB NEWS （AFP通信社）. （2017年4月12日）