陸軍

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陸軍(りくぐん army)とは、陸上を主として軍事作戦を展開する軍隊である。なお、陸軍においても航空機を所有していたり、水上艦潜水艦を所有していることもある。

概要[編集]

地上の制圧のみならず、テロゲリラへの対応も任務に含まれているほか、自国が災害に見舞われた際の災害派遣や国土防衛、インフラの整備などの民生協力も任務とすることがある。

陸軍は他の海軍空軍に比べ、自己完結性を備えた陸軍は陸上であれ拠点を構えることも不可能ではなく、拠点となる基地を失った海軍や空軍に比べても作戦継続性などの観点から最も重要であると説かれることもある。また、敵の軍事力の無力化だけでなく「占領」も陸軍の重要な任務の一つとされている。

兵科[編集]

陸軍の基幹をなす歩兵は古代の軍の始まりから現代においてもなお健在であり、欠かすことのできない存在であるとされている。時代が下るにつれ歩兵はより専業化されていき、様々な兵科へと分科されている。

古代の時点でファランクスに代表されるような重装歩兵や、乗馬して戦闘行動を行う騎兵が存在していたほか、戦地における塹壕や陣地の形成、道路などのインフラ整備や爆破工作など、数々の支援を担当し、なくてはならない工兵も16世紀には確立されたという。また、18世紀においては火砲の運搬整備から射撃までを担当する砲兵も確立された。現在でも歩兵や砲兵。工兵はなくてはならない存在である。なお、第二次世界大戦後は戦車部隊を主力として編成した機甲師団やヘリコプターや固定翼機による空中機動部隊による戦術も確立されている。

関連項目[編集]