連体修飾節

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連体修飾節とは、その名のとおり体言にかかる節である。
「暗黙の主語」として発話者をとることが多いため、国文法学者をさんざん悩ませてきたものである。

概要[編集]

「赤い」というのは、発話者が『赤い』と感じた」という意味であって、たとえば色覚が異なった人が「赤い」と判断するかどうかは別問題である。「赤い蜜柑」は蜜柑色であって、林檎のようには「赤く」はない。
「赤い⇔青い」というのは、「成熟しており、その本来の性質を発揮している」を「赤い」と称し、「未成熟であり、その本来の性質を発揮していない」を「青い」と称す(ex.「君はまだ青いな」)。
したがって、連体修飾節には発話者の主観が反映されていることが多い。そのため意味的な解釈に問題があり、日本語処理などの分野ではいろいろと問題があった。 「ともに奇数であり、互いに素である相異なる」は連体修飾節であり、「自然数 (p, q)(ただしp<q)とする」も連体修飾節であるが、ここには主観の入りこむ余地がほとんどない。こうした表現に対して「生理的に反撥する」人物は、誤帰属を起こした反社会性パーソナリティ障害である可能性が高い。

参考文献[編集]

脚注[編集]


関連項目[編集]

その他[編集]