身だしなみ検査

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身だしなみ検査(みだしなみけんさ)とは、上下関係の上にある者が下の立場の者の身だしなみを検査することである。主に中学校高等学校で行われている。

概要[編集]

全校朝礼の時や校外学習の出発前に実施されることが多く、髪型・髪色・長さ・制服の着こなしなどが学校の定めた規定に反していないかを教員が検査するもの。検査に合格しなかった者はその場で直すか、直せない場合は授業を受けさせてもらえず、帰宅して直すよう命じる場合がある。

自称進学校や荒れている学校ほどこの身だしなみ検査が無駄に厳しい傾向が強く、校則問題とセットで身だしなみ検査は人権侵害であるという指摘も相次いでいる。また身だしなみ検査に合格しなかった者を授業を受けさせずに帰宅を命じることは学習権の侵害ではないかという懸念もある。

頭髪検査[編集]

人種的な理由で毛髪が黒以外の生徒に対して染め直しを命じたり、同じく人種的なものでくせ毛の強度の強い生徒に対してストレートパーマを命じるなどの規則の硬直化が各地で問題となっている。