血と油と運河

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血と油と運河
著者梶山季之
発行日1975年
発行元集英社
ジャンル経済小説
日本国旗.png日本
言語日本語
形態上製本・文庫本

血と油と運河』(ちとあぶらとうんが)は、梶山季之の長編小説。1974年から『週刊読売』に連載され、完結後、集英社から1975年に単行本として出版された。

内容[編集]

1973年にオイルショックが起き、石油製品の物価が上がり続ける。総合商社の社長・皎介は海外をまわり石油を確保しようとする。

特徴[編集]

石油商戦を描いた企業小説で題名もそれに倣うが、多くの部分は官能小説になっている。

登場人物[編集]

  • 広崎皎介 - 三星商事の社長。55歳。
  • 広崎芳枝 - 社長夫人。皎介より二十も年下。
  • 木島和子 - 皎介の一人娘で先妻の子。
  • 木島宏 - 皎介の娘婿。実家の苗字を名乗っているが、皎介宅に同居。
  • 山川次郎 - 三星商事の会長。
  • 片岡金吾 - 三星商事の取締役。皎介の側近。
  • 三橋玖美子 - 片岡の姪。
  • 木田嘉三 - 社用車の運転手。
  • マーガレット - キャバレーのゲイボーイ[1]
  • カール・ロイド - 米国の新聞記者。
  • シャーリー・ヘボン[2] - フランス人娼婦。
  • ソーニャ - 通訳。
  • 広崎信二 - 皎介の甥。駐ソ日本大使館員。
  • 詫間夏彦 - 前衛画家。
  • 蒲谷数雄 - 三星商事の顧問弁護士。
  • アデリア - 三星商事のニース駐在所に勤務している秘書。
  • 高山 - 三星商事の関連会社である現地法人の駐在員。

書誌情報[編集]

脚注[編集]

  1. 「男の娘」や「ニューハーフ」という用語は執筆当時(1974年)まだない。
  2. Hepburnは「ヘボン」や「ヘップバーン」でなく、フランス語での発音は「エプビューヌ」に近い。

関連項目[編集]