素人質問で恐縮ですが

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素人質問で恐縮ですが(しろうとしつもんできょうしゅくですが)とは、プレゼンなどの発表の場における死の宣告の一種である。

概要[編集]

学会であったり営業であったり事例報告であったり、そういった場所でプレゼンテーションをした後に飛んでくる言葉である。

この場合の「素人質問で恐縮ですが」をそのままの意味で受け取ると痛い目を見る。この場合は「素人でもわかるようなことを確認したい」という意味であることがほとんどである。事実、この言葉を投げつけてくるのは発表者より目上の人物であることが多い[注 1]。そのため、この言葉がトラウマになっている人も多いとか。

一方で本当にその分野に関して素人同然の聴講者もそういう質問をせざるを得ない場合があり、そういった分野での質問やかえって発表者が身構えてしまうこともあるため新しい言い回しが求められているらしい[1]

同様の質問[編集]

私が聞き逃してしまったかもしれませんが
  • 前提条件や理論の基礎を話し忘れていませんか?
基本的な質問で恐縮ですが
  • 理論の基礎がいい加減になっていませんか?
私が浅学のため理解できなかったところもあるのですが
  • プレゼンが下手ですね[2]

素人質問という語について[編集]

質問者としては嫌味な質問をしているつもりではなく、基本は知ってるしその分野の事についても知っている。しかしその分野を専門に研究していたり論文を出しているわけではないので素人と謙遜する場合が多いらしい[3]

中には剛速球な質問でコテンパンにやられることもある中、ある程度ワンクッションおいて殴ってくれるだけまだ温情という意見もあり、またある人は質問してくれるだけありがたいという人もいる[注 2]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 教授や取引先の部長など
  2. 質問がないというのはそのプレゼンに興味がない時も発生しうるため、ある程度質問するための「穴」を用意している上級者や聴講者の中にあらかじめ要した質問をする「サクラ」を用意する場合もある

参考[編集]