甘草奏

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甘草 奏(あまくさ かなで)は、『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』に登場する架空の人物。

設定[編集]

声 - 豊永利行 / 葉山いくみ(女性変身時)

選択肢①「このまま甘草奏の概要を読む」[編集]

『のうコメ』主人公。晴光学園高校2年1組の男子生徒。後述する絶対選択肢によって意思に反して奇行を繰り返すため、イケメンでありながら残念な人物として「お断り5」(の一人となってしまっている。7巻では票が集中したことで「お断り男」の称号に変わっている。

両親は九州にいて家を空けているため、一人暮らし。ショコラが空から降ってきてからは、ショコラとの二人暮らしとなった。

恋愛に対して極度に鈍い。雪平ふらの遊王子謳歌の好意にも気づかず、ショコラのように直接好きだと告白されてようやく気づくレベルだった。これは恋愛の神である天上空が、意図的に奏が自分に好意を抱くように仕向けた上で「自分は元から好意を抱いていなかった」ということを告げたことがトラウマになっていたためである。その記憶を無意識のうちに封印していたが、空に真実を告げられて一時はもう恋愛を絶対にしないという方向に傾いてしまう。しかし、ショコラ、ふらの、謳歌の手助けによって選択肢ではなく自分の意思で恋をすることを宣言する。だが、その後も空の呪縛からは完全に抜けきれておらず、無意識のうちに恋愛を拒否していたことで恋愛感情に対して極端に鈍いままだった。だが、ショコラの想いをこめた頬へのキスによって完全に払拭。ふらのや謳歌からの好意も気づくこととなった。

選択肢②「甘草奏の絶対選択肢について読む」[編集]

【選べ ①「で、いつになったらパンツ見せてくれんの?」 ②もういっその事自分がパンツになる】というような絶対選択肢によって、自身の意思に反して奇行を繰り返してしまうため、残念なイケメンとして「お断り5」となってしまっている。この例で言えば、絶対選択肢は①のような奏がただ口に出して「宣言するタイプ」、②のような物理法則を無視して事象を引き起こすタイプがある。他人を操るタイプの選択肢だと、選択肢の影響を受けて行動した当人はそのことを忘れるという特性がある。

絶対選択肢の命名者は甘草奏本人。なお、選択肢を無視しようとすると奏の頭が激痛を起こすため、拒否権は事実上ない状態となっている。

作中では絶対選択肢によって二回も女体化(一回チャラ神によって女体化したのを含めると三回)しているが、ショコラ以外にはばれていない。謳歌やふらのにも女体化した姿を目撃されてはいるが、気づかれてはいない。

外部リンク[編集]