瀧井敬子

瀧井敬子（たきい けいこ、1946年- ）は、音楽学者。

人物

札幌生まれ。東京藝術大学楽理科卒業、同大学院修了。専門分野は草創期の近代日本音楽史。特に明治文豪の洋楽受容の研究。

著書

• 『漱石が聴いたベートーヴェン 音楽に魅せられた文豪たち』(中公新書)2004.2
• 『夏目漱石とクラシック音楽』毎日新聞出版、2018.3

編著

• 『オペラ『オルフエウス』 全三幕』グルック作曲, 森鴎外訳, 瀧井敬子 解説・校訂、紀伊國屋書店、2004.11
• 『幸田延の『滞欧日記』』平高典子共編著、東京藝術大学出版会、2012.3

翻訳

• 『演奏の原理』ハンス・ペーター・シュミッツ 著, 吉田雅夫監修, 井本[ショウ]二共訳、シンフォニア、1977.5
• 『大作曲家の和声』ディーター・デ・ラ・モッテ 著, 吉田雅夫 監修, シンフォニア、1980.7
• 『後期バロック音楽の演奏原理』ハンス・ペーター・シュミッツ 著, 吉田雅夫 監修, シンフォニア、1982.10
• 『メロディーの理論と実際』ラルス・ウルリヒ・アーブラハム, カール・ダールハウス 著, 杉橋陽一共訳、シンフォニア、1985.2
• 『大作曲家の対位法』ディーター・デ・ラ・モッテ シンフォニア、1989.10
• 『謎のヴァイオリン』クリスティアン・ミュラー 新潮社、1999.8