最高学府

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最高学府(さいこうがくふ)とは教育機関の中でも、最も程度の高い学問を学ぶところのことであり、現代日本では大学が意味されている。1877年から1897年までの日本においては東京大学が日本で唯一の大学であり、その期間においては最高学府とは東京大学を意味する言葉となる。1897年以降の日本においては、最高学府には京都大学などといった他の大学も含まれており、東京大学のみを指す言葉ではなくなっている[1]マスコミなどで最高学府とは東京大学であるとされることがあるが、これは間違いである。東京大学を最高学府としたならば、この言葉によって大学の序列をつけるということになってしまう。大学受験の難易度においては東京大学が一番高いものの、目指す方向が定まっている人ならば、それに強い東京大学以外の大学を目指すということもあるためである[2]。また、同地・国に高等教育を教える学校が存在しない場合は、中等教育を教える学校が最高学府となることもある。

脚注[編集]