日韓トンネル

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日韓トンネル(にっかんトンネル)とは、日本韓国海底トンネルで結ぶ構想。対馬海峡トンネルともいい、昭和の弾丸列車から構想がある。

概要[編集]

現在はアジアハイウェイの一部であるアジアハイウェイ1号線として計画されているが、殆ど進展していない。現在は博多港 - 釜山港間のフェリーによる代替輸送となっている。

ただ日韓トンネルが開通したとしてもアジアハイウェイ1号線の朝鮮民主主義人民共和国区間については未だ一般人の通行ができずフェリーでの代替輸送となっているため、開通したとしても意味がないという意見がある。

建設については大林組が海峡にある小島をつないだ吊り橋もしくは海底トンネルで通過する構想を発表している。

統一教会[編集]

統一教会は本来関係のない宗教団体であったが、「日韓トンネル研究会」を推進団体と隠れ蓑として設立し、戦後の日韓トンネル構想の主翼を担った。そのため日本国内では風評被害が発生している。

韓国側では統一教会の運動もあり、日韓トンネル賛成派が60%以上いるとされている。

想定ルート[編集]

ルート案には複数あるが、最も建設が簡単であると思われるものを挙げる。日韓トンネルの前後は、山陽新幹線京釜高速鉄道につなげることが考えられる。博多駅から釜山駅までのルートを挙げる。

博多駅を出るとすぐに、九州新幹線と分かれ、真西に進む。別府駅付近からは国道202号線に沿って進み、周船寺駅付近から筑肥線の南を進む。ただし、筑前深江駅から浜崎駅は糸島トンネル(仮称)でショートカットする。そこからは海沿いに進み、西唐津駅に到着する。50km近く駅間があるため、糸島市中心部付近に途中駅を設置することも考えられる。西唐津駅を出るとすぐに唐津トンネル(仮称)に入り、波戸岬付近から海を渡り、壱岐に上陸し、トンネルから出る。壱岐の途中駅は、トンネルの勾配も考えると、壱岐国分郵便局付近が妥当と考えられる。この駅を出るとすぐに再び地下に潜り、壱岐トンネル(仮称)に入る。対馬の最南端に上陸し、対馬市立久田小学校の辺りで地上から出て、対馬市役所付近に途中駅を設置する。その後対馬市立厳原高等学校付近で対馬第一トンネル(仮称)に入り、豊玉集落に駅を設け、今度は対馬第二トンネル(仮称)に入り、新田集落に駅を設け、そこから日韓トンネルに入る。トンネル中、佐須奈に駅を設ける。ここから朝鮮海峡を横断し、釜山の群山地区に上陸、トンネルから出て、終点釜山駅に到着する。

駅名 前の駅との駅間距離km(目安) 備考、トンネル名は日韓トンネル以外仮称
博多 -
糸島(仮称) 16 糸島トンネル(9800m)
西唐津 33 唐津トンネル(43000m)
壱岐(仮称) 45 壱岐トンネル(64000m)
対馬(仮称) 66 対馬第一トンネル(21000m)
豊玉(仮称) 23 対馬第二トンネル(13000m)
新田(仮称) 16 日韓トンネル(78000m)
佐須奈(仮称) 12
釜山 65