幼なじみは女の子になぁれ

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幼なじみは女の子になぁれ』(おさななじみはおんなのこになぁれ)は、森下真央による日本漫画作品

概要[編集]

漫画雑誌『イブニング』2013年19号から2015年10号まで連載されていた漫画作品。全41話。性転換もので、主人公が気を抜くたびに妖精によって何度も女の子化されてしまう。

ストーリー[編集]

小山内伊織は、幼馴染の男子刑部秀一が助けた妖精シルフィに幼馴染の女の子が欲しいとお願いしたことで、シルフィによってたびたび女体化させられることになる。

登場人物[編集]

小山内 伊織(おさない いおり) / 山内 詩織(やまうち しおり)
陵成高校(りょうせいこうこう)1年A組。母親には女体化することを隠しており、女体化しているところを見られたときには山内詩織と名乗って伊織ということを気づかれない様にしている。
人より魔法が効きにくい体質らしく、女体化しても自分を男だと強く認識すれば元に戻れる。
シルフィ
魔法の妖精。秀一に溺れているところを助けてもらい、お礼に秀一が願った「幼馴染の女の子が欲しい」をかなえるために伊織を女体化させる。だが、女体化させるたびに伊織が「自分は男だ」という意志をもって女体化を解いていくため、執念深く何度も伊織のことを女体化させている。
刑部 秀一(おさかべ しゅういち)
伊織の幼馴染。両親が転勤しているため、伊織の家に居候している。女体化して伊織のことは好みらしく、伊織が女体化する現状を楽しんでいたりする。柳瀬が伊織に好意を抱いていることを知っており、二人の仲を見守っていたりする
柳瀬 みゆ(やなせ)
伊織が柳瀬に傘を貸して自分は濡れて帰っていった姿を見てから、伊織に好意を抱いている。
新崎 すみれ(あらさき すみれ)
伊織たちのクラスの副担任。大人の魅力があると言われてから、秀一のことが気になっている。
円城寺 彩人(えんじょうじ さいと)
山内詩織とぶつかったことで一目惚れする。小山内伊織という男が女体化した姿だとは気づいていない。
矢島文香(やじま ふみか)
眼鏡をかけたポニーテールの女の子。新聞部副部長で伊織の女体化を記事にしようとしていたが、自分が助けられたことで記事にはしないと約束する。
佐々山 幸一郎(ささやま こういちろう)
伊織たちのクラスの担任。
相原(あいはら)
女子テニス部員。伊織を女体化させた、女子ダブルスの助っ人を頼んだ。
伊織の母
伊織が女体化することを知らない。女体化した伊織のことは、秀一の彼女の山内詩織として認識している。
ゆうな
伊織が女体化しているときに出会った女の子。母親の誕生日にケーキを買おうとするも値上がりしてお金が足りなかったため、伊織がおまけしてもらったことにしてこっそり差額を出している。
徳田(とくだ)
新聞部の部長。文香の先輩の男子。眼鏡をかけている。文香以上のしつこさらしい。女体化するという伊織を記事にしようとするが、男に戻れなかったことで、詩織を妄想女子として記事にした。
みゆの父親
伊織と詩織が同一人物だと気づいていない。そのため、みゆの女友達だと思っている詩織には優しいが、男の伊織には娘に近づく男だと思って厳しい。
セラフィ
シルフィの母親の妖精。シルフィが中々願いを叶えられないため、強引に自分が願いを叶えようとする。そして、周囲の人間も含めて伊織が自分を女の子だと認識させるために記憶改竄まで行うも、願い主の秀一に「大事な思い出を共有してこその幼なじみ」と言われて、記憶を改竄することをやめる。そして、シルフィに引き続き願いを叶えさせるのを続けさせることにした。

単行本[編集]

イブニングKC講談社)より発売。全3巻。

タイトル 初版発行日 ISBN その他
幼なじみは女の子になぁれ 1 2014年4月23日 ISBN 978-4-06-354505-0
幼なじみは女の子になぁれ 2 2014年10月23日 ISBN 978-4-06-354540-1
幼なじみは女の子になぁれ 3 2015年6月23日 ISBN 978-4-06-354579-1

外部リンク[編集]