土井翔太

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土井翔太は、漫画『終末のハーレム』の男性キャラクター。声は米内佑希[1]

人物[編集]

年齢は18歳[注 1]で、身長162cm[2]

恭司と怜人に続き、コールドスリープから目覚めた「ナンバー3」の男性[話 2]。黒縁の眼鏡と、現役の高校3年生だった2040年時点で大半が白髪の頭髪[話 3]が特徴。当時はその容貌から高松ら級友たちに「ドジイ」と罵られていたうえ、年齢の割にやや小柄な体格[注 2]も災いし、高松たち不良生徒4人による凄惨ないじめや級友・汐音たちによる無視から鬱屈した思いを抱え、ひそかに異性として意識していた担任教師・柚希に心配される日々を送っていた[話 3]

胸から下にはいじめによるが多々存在しており、2045年現在でも残っている[話 5]

花蓮には、柚希との再会や1週間の逢瀬を経て自身が貴重な存在であることを父母やマユの現状と共に自覚させられており[話 1][話 5][話 6][話 4][話 7]、再開した高校生活中に奈都とも結ばれて喜ばれる[話 8]という異常な環境が自分を利用した実験場であると推論した[話 7]結果、メイティングの詳細に驚愕する一方で理性のタガが緩くなって春歌や晶とも結ばれ[話 9][話 10]、その後日には彼女たち3人との4Pにすら励む[話 11][話 12]。また、柚希の「転任」を知った後には黒いロングヘアの女子生徒を指名して励んだ[話 12]うえ、かつての復讐として汐音を励ませ[話 13]、花蓮に調達させたエリカを隷属させる[話 14]。葉句露や小雪との3Pに励んだ[話 15]翌日以降は奈都たちの「工夫」も重なってさらに次々と励むようになった[話 16][話 17]うえ、ついには放課後の教室にて春歌・奈都・晶・葉句露・小雪との6Pにすら狂喜しながら励む[話 18]など、自分から望んで荒淫の限りを尽くすようになる[注 3][注 4]

上京した後には花蓮の勧めに応じて成長促進器に入り、眼鏡が不要となって額を露出させた髪型に変え、怜人と同年齢程度の姿[注 5]となって彼のもとへ花蓮と共に現れる[話 20][注 6]。体力も向上しており、メイティング施設での自室にて爆破テロから数日ぶりに春歌・奈都・晶と4Pでのメイティングに励んだ際には、以前と違って事後に呼吸を乱す様子すら見せていない[話 21]。また、UW日本支部の一室に汐音を招いてメイティングに励んだ際には、以前から変わった雰囲気も相まって彼女の嫌がる様子は薄まっている[話 22]ほか、その後もメイティング施設での自室では春歌・奈都・晶・律香・葉句露・小雪・兎水との8Pでのメイティングに励んでいる[話 23]

その後、難民向けの病院へ収容されていた柚希と再会した[話 23]際には、自分をコントロールするという目的で彼女の安全を確保していた花蓮に軽蔑の眼差しを送るが、我が子を出産間近な柚希を守るためにもクロエたちへの対策(後にイザナミとの結託であることが判明[話 24])を決断し[話 25]、彼女たちに追いつめられた怜人たちのもとへ花蓮やイザナミと共に現れる[話 26]と、イザナミへの伝言役を果たした晶を労って日本支部へ帰還する[話 24]。やがて、自分と花蓮だけに従う男性だけを選んで管理していく方針を挙げると、恭司の死亡を知った難民たちの暴動を利用して怜人たちの功績を横領し、花蓮と共に大衆の前に現れて日本を支配下に置く[話 24]

なお、前述の描写に先駆けて2040年時点で高松ら級友たちを罵るモノローグが散見される[話 3][話 2][話 13]うえ、2045年現在では落ちぶれた汐音やエリカへの執拗な復讐に身震いして喜ぶ[話 13][話 14][話 17][注 7]、エリカの目の前で高松の「死」を嘲笑する[話 17]、怜人たち4人の存在を高松ら級友たちに重ねて敵視して花蓮と結託する[話 27]薬物中毒から脱したエリカに嗜虐的な興奮を覚えてメイティングに励む[話 28][話 29]など、自分を蔑んでいた者たちを思いやる一方で秘めていた攻撃的な一面が、メイティングに絡めて復讐を煽ることで翔太の殻の破壊を目論む花蓮の誘導[話 30][話 18][話 27]によって露呈されている。

「人気投票第1位記念! 東堂晶 特別描き下ろしメイティング」では、晶の見ていた淫夢にて初対面当時の姿が背面立位で結合中に急成長後の姿が登場し、二本差しで彼女と共に絶頂を迎えるというメイティングに励むうえ、幼年期から老年期までさまざまな姿も登場して晶を動揺させる光景が描かれている[話 31]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 本編第14話で翔太が2045年現在での自分の年齢が2040年時点での18歳なのか、コールドスリープに要した5年間を足した23歳なのかを自問するモノローグによる[話 1]
  2. 本作の公式サイトでの設定によれば柚希との身長差は5cmとなっているが、第17話で台所に立つ彼女に後方から抱きついた際には彼女よりも頭半分は低く描かれている[話 4]うえ、単行本第3巻で加筆された第15話の初めてのメイティングシーンでも、正常位で絶頂を迎えた際に背中をほぼ曲げないまま、柚希の左乳首を吸いながら右乳房を左手で鷲掴みにしている[単 1]など、作中では大幅な身長差で描かれている。なお、現実世界で厚生労働省が発表した2018年時点の18歳男性の平均身長は170.0cmとされているため、それを踏まえると急成長前の翔太は小柄に相当する[3]
  3. 現実世界の2019年4月18日にTwitterのハッシュタグ「#企業公式って普段なにしてるの」[4]に反応した本作の公式Twitterの担当者によれば、ナンバーズのこういった姿勢について怜人には「自分だったら絶対シテるな」、恭司には「くそーハーレム堪能しまくりやがって」、翔太には「陰キャだってこんななのに自分ときたら…」、善には「最近は私も神になりたい!」というコメントがそれぞれ発表されている[5]
  4. 単行本第7巻では、6Pに励む際にモノローグも加筆されており、かつての自分と比較しながら攻撃的な一面を覗かせる様子がより確認できるようになっている[単 2]
  5. 急成長後の身長については、第63話でメイティング施設の体育館にて晶とメイティング後に抱き合いながらシャワーを浴びている姿から、彼女よりも高いことが確認できる[話 19]
  6. 単行本第8巻では、自己紹介してきた翔太と握手する際の怜人のモノローグに、翔太の名が追加されている[単 3]
  7. 単行本第6巻では、兎水とのメイティングの際に目の前にいるエリカをさらに無視する台詞も加筆されている[単 4]

出典[編集]

ウェブサイト[編集]

単行本[編集]

  1. 第3巻 2017, p. 30
  2. 第7巻 2018, pp. 29-32
  3. 第8巻 2019, p. 12
  4. 第6巻 2018, p. 160
参照話数[編集]
  1. a b 第2巻 2016, 第14話
  2. a b 第2巻 2016, 第13話
  3. a b c 第2巻 2016, 第12話
  4. a b 第3巻 2017, 第17話
  5. a b 第3巻 2017, 第15話
  6. 第3巻 2017, 第16話
  7. a b 第3巻 2017, 第19話
  8. 第3巻 2017, 第18話
  9. 第4巻 2017, 第27話
  10. 第4巻 2017, 第28話
  11. 第5巻 2018, 第29話
  12. a b 第5巻 2018, 第30話
  13. a b c 第5巻 2018, 第31話
  14. a b 第6巻 2018, 第38話
  15. 第6巻 2018, 第39話
  16. 第6巻 2018, 第40話
  17. a b c 第6巻 2018, 第41話
  18. a b 第7巻 2018, 第42話
  19. 第10巻 2020, 第63話
  20. 第7巻 2018, 第48話
  21. 第8巻 2019, 第51話
  22. 第9巻 2019, 第59話
  23. a b 第12巻 2020, 第81話
  24. a b c 第12巻 2020, 第85話
  25. 第12巻 2020, 第82話
  26. 第12巻 2020, 第84話
  27. a b 第7巻 2018, 第43話
  28. 第9巻 2019, 第61話
  29. 第10巻 2020, 第64話
  30. 第6巻 2018, 第37話
  31. 第10巻 2020, 「人気投票第1位記念! 東堂晶 特別描き下ろしメイティング」

参考文献[編集]

  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第1巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880819-2
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第2巻』 集英社、2016年。ISBN 978-4-08-880842-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第3巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881087-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第4巻』 集英社、2017年。ISBN 978-4-08-881243-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第5巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881438-4
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第6巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881523-7
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第7巻』 集英社、2018年。ISBN 978-4-08-881634-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第8巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-881762-0
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第9巻』 集英社、2019年。ISBN 978-4-08-882044-6
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第10巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882188-7
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第11巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882304-1
  • LINK(原作)/宵野コタロー(作画) 『終末のハーレム 第12巻』 集英社、2020年。ISBN 978-4-08-882457-4