国鉄キニ28形気動車

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国鉄キニ28形気動車 (こくてつきに28かたきどうしゃ)とは、かつて日本国有鉄道が所有していた気動車である。

概要[編集]

国鉄キニ28形気動車の性能
座席 (名)
立席 (名)
自重 (t) 33.0
郵便室荷重(t)
郵袋数
荷物室荷重 (t) 12
台枠形式
台車形式 DT22c,TR53B
機関形式 DMH17H
出力 (PS)/回転数 (PPM) 180/1500
ブレーキ装置 DAEI
最高速度 (km/h) 95
照明方式 蛍光灯
備考 キロ28より改造

国鉄キロ28形気動車の台車、機関、制御機器を流用した車体更新車である。冷房装置は流用されなかった。車体はキハ47に準じた高運転台、拡幅車体で裾が絞られたものである。床はこれまでの木製からアルミ合金製となった。後位側に荷扱い乗務員室が設置されて扇風機が取り付けられている。妻面には便所、洗面所が設置されている。国鉄キニ58形気動車との車体の違いは洗面所の配置である。

国鉄キニ28形気動車の履歴
番号 落成配置 旧番号 改造工場 改造年月日 最終配置 廃車年月日 備考
キニ28 1 名古屋 キロ28 78 名古屋 1978.11.19 福知山 1987.03.10
キニ28 2 名古屋 キロ28 58 名古屋 1979.01.16 福知山 1987.02.06
キニ28 3 高松 キロ28 53 名古屋 1981.03.19 高松 1987.02.10
キニ28 4 高松 キロ28 78 幡生 1981.03.31 高松 1987.02.10
キニ28 5 高松 キロ28 172 多度津 1981.03.18 高松 1987.02.10

関連項目[編集]

参考文献[編集]