名鉄285列車

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名鉄285列車(285レ)とは、名古屋鉄道内で運行されている特急列車である。

ここでは、過去の西尾線特急についても述べる。

概要[編集]

2024年現在、西尾線唯一の特急である。また、河和線直通を除けば数少ない全車一般車特急である。

この列車は吉良吉田駅を7:30に出発。名鉄西尾線内を走行し、朝ラッシュ時の名鉄名古屋本線に4両で突っ込む

名鉄名古屋駅には8:38、終点の須ヶ口駅には8:48に到着する。須ヶ口は特急の標準停車駅ではないため特別停車駅が終点となる。特急停車駅ではない須ヶ口を終点としている理由には、名古屋止まりや栄生回送にすると車内点検が必要になり停車時間が長引く事、須ヶ口駅近くの新川検車支区に入庫させるといった理由が挙げられる。

運行状況等[編集]

平日の吉良吉田発しか運行されないため、乗りたい人は注意が必要。

一部特別車だった頃は名古屋止まりではあるが土休日にも運行され、名古屋発も毎日夜間に運行されていた(434レ)。

車両[編集]

2023年3月改正後は、特別な代走を除き基本的には3Rと呼ばれる以下の車両が充当される。

過去[編集]

2023年3月改正以前
平日は西尾駅→須ヶ口駅間、土休日は西尾駅→名鉄名古屋駅間での運転だった。
一部特別車で、車両は1200系6両編成が使用されていたが、稀に代走で2200系や1700系が充当される事もあった。
2005年1月改正以前
平日と土休日で運行形態が大きく異なるが、共通する点として当時唯一の蒲郡線下り特急であった点、8800系パノラマDXが運用に入っていた[注 1]点が挙げられる。
平日は津島行きで、形原で後1両を締め切り、さらに西幡豆、上横須賀、米津、碧海桜井の4駅を特別通過していた[注 2]
土休日は佐屋行きで、蒲郡・西尾線内も標準通り停車するものの、形原での後1両に加え、米津と碧海桜井[注 3]前2両を締め切っていた[注 4]
1999年5月改正以前
上記4駅に加えて知立駅も特別通過していた(平日ダイヤの場合)。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 蒲郡→西尾間は3両、西尾から先は6両。
  2. 特別通過の駅数は2003年時点で最多記録。
  3. 現、桜井駅。なお、当時は地上駅で、ホームも4両までしか対応していなかった。
  4. なお、現在は一部特別車の間合い運用を除き、前2両の締切は行われていない。
出典