司馬防

司馬 防（しば ぼう、149年 - 219年）は、中国の後漢末期の政治家。字は建公（けんこう）。曾祖父は司馬鈞。祖父は司馬量。父は司馬雋。子は司馬朗・司馬懿・司馬孚・司馬馗・司馬恂・司馬進・司馬通・司馬敏。曾孫は晋（西晋）の武帝（司馬炎）にあたる。

生涯

司隷河内郡温県の出身。司馬防は質実公正で常に威厳を崩さなかったため、洛陽県令や京兆尹を歴任した。老齢になってから騎都尉となっている。司馬朗や司馬懿らは成人してからも厳格な父の言いつけを守ったという。219年に71歳で死去。

『三国志演義』では司馬懿の父として名前のみ登場する。

参考文献

• 小出文彦 『三国志武将事典』（株式会社新紀元社。2014年12月）