公用語

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公用語(こうようご)とは、「ある文化圏や行政区画において、『その言語が通用する』という了解のある言語」のことである。

概要[編集]

文化圏としては国家などは問わず、民族もさほど問わない一方、行政が作成する文書で枠組みが決められることも少なくない。
1950年ごろまでは、医師と化学者のドイツ語とクラシックの音楽家のイタリア語は公用語であったという。その意味では、数式元素記号や国際単位系なども公用語のひとつと謂えるかもしれない。
ピジン語を含め、ピジン語が母語になったクレオール語も一種の公用語とあるといえる。ただし、「どこまで通じるか」に関しては微妙な部分があり、仕事の話は通じるが「昼飯はどこで喰う?」のような会話が通じない場面では「公用語」と謂えるかどうかは分からない。