乗用車の車体形状

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乗用車の車体形状とは、「リムジン」「サルーン」「クーペ」「ロードスター」「セダン」「ワゴン」「トーピード」「GT」など各種にわたる。

概要[編集]

このあたりのモヤモヤについては、佐貫亦男が言及している。それによれば、

リムジン
フランス南西にあるリムザン地方に由来する。四ドア、側方窓三個、後方車室は運転席から仕切られ、そこに後方に向いたジャンプシート二個を装備することが多いという。
サルーン
サルーンは英語では「広間」。とくに大広間のことである。米国ではセダンと呼ぶ。フランス語では「ベルリーヌ(ベルリン風の馬車)」という。
クーペ
フランス語で「切りとった」の意。セダンの後部の貨物室を切り落としたものである。2ドアで、側方窓2個を持つ密閉車輛室を持ち、前後一列または二列を備える。
ロードスター
二座席のスポーツカーで、風防と簡単な幌(カブリオレ)を装備している。
GT
「グラン・ツーリスモ」が由来であり、英国の貴族の子弟が大陸に遊学するために、旅装一切を積んで執事に運転させたのが由来である。ついでながら、ジグソーパズルも似たような経緯で発明されたという。

脚注[編集]


関連作品[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 佐貫亦男『マン・アンド・マシン ― 飛行機と車に挑んだ人びと』