乃木園子

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乃木 園子
のぎ そのこ
登場作品 鷲尾須美は勇者である
声優 花澤香菜
メインキャラクター
性別 女性
年齢 12歳
誕生日 不明
学年 小学六年生
趣味 ぼーっとすること
所属 神樹館
身長 149cm
血液型 o型

乃木園子(のぎ そのこ)とは、「タカヒロプロジェクト」第3弾として制作されたイラストノベル『鷲尾須美は勇者である』に登場するキャラクターである。第4弾である「Studio五組」が制作したオリジナルテレビアニメ『結城友奈は勇者である』にも登場する。

概要[編集]

勇者育成のための機関・神樹館に通う6年1組の生徒である少女。勇者として人類を守るために集められた三人の少女の一人であり、鷲尾須美三ノ輪銀と共にチームを組んでバーテックスに立ち向かう。
代々大赦内部で大きな勢力を誇る名家出身であり、一族からは大切な勇者候補として大事に育てられていた。それ故に周囲からは近寄りがたい高嶺の花と見なされ孤立していた。実際はフワフワとした感じ通りの仲間思いで優しく、やや天然なおっとりとした性格。語尾や話の合間を伸ばす癖があり、ゆるいしゃべり方をする。どこでもすぐに寝てしまうようで、授業の合間や放課後はどこかで歩いているか寝ているかのどちらか。授業中も居眠りしている。
名家のご令嬢のために世間一般の女子の日常には疎く、家からも行動に厳しい制限が掛けられていた。勇者になり二人と出会うまではショッピングモールにも行った事なく、買い食いも初経験だった。

外見[編集]

通常時の外見[編集]

茶髪のロングヘアーで、それをリボンで纏めている。ややふんわりとしているが、髪型は須美の後の姿とそっくり。リボンは決戦前に須美に譲っている。

勇者時の外見[編集]

シンボルカラーは紫。リボンも紫色に変化し、紫色のバラを象った髪飾りが付いている。胸元のリボンも紫色。スカートを着用している。満開時には昔話に現れる神官を思わせる服装にプロテクターを纏い、背後には後光を想起させるオブジェクトが出現する。

戦闘能力[編集]

本人に自覚はないが、リーダーとしての素質があり、それを大赦に見い出されチームのリーダーに抜擢される。バーテックスとの戦いでは普段は見せない動きの素早さ・大胆さや覚悟を見せ、リーダーとしての的確な状況判断能力を発揮する。その能力は戦いを通じて須美や銀も認めている。また感が鋭く、様々な状況を見抜く事が出来る。
戦闘では複数の刃が浮いているという、複雑で特殊な形状の穂先を備えた槍を用いる。大きさは自身の身長以上。多目的な用途があり、突く事による高い突破力は勿論なこと、斬撃や刃を使っての防御にも対応している。

満開時には複数の槍の穂先が出現し、それらをマニピュレーターで正確に操る。

活躍[編集]

勇者チームのリーダーとして仲間と協力して戦っていく。当初は一族の七光りだと須美や銀に思われていたが、共に戦っていくうちにわだかまりは解け、次第に唯一無二の親友となっていく。
しかし、バーテックスもチームを組んで攻めてくるようになり戦いは激しさを増していった。敵の連携攻撃に押され園子と須美はダメージを受け戦えない状態になり、仲間を助けるために銀はたった一人でバーテックス3体を相手に致命傷を負いながらも戦い撃退。銀は亡くなってしまい、戦友の死を経験する事になってしまう。
銀の死を受け大赦は勇者システムを改良し支給、新たに精霊と満開システムが追加された。バーテックスとの最後の決戦で園子と須美は満開を行うが、満開状態が解けた後に体の一部が動かないことに気付く。園子は満開の代償・散花の真実に気付く。2回目の満開と散花で須美は気絶してしまい。真実を知った園子はあえて須美を起こさず、銀の言葉を胸にたった一人で戦う事を決意した。戦いは長期戦となり、園子は20回もの満開と散花を繰り返し、その末に戦いに勝利し敵の撃退に成功した。
しかし、その代償はあまりにも大きく、園子は体と平穏な日常と親友を1失ってしまい、もう一人の親友と離れ離れになってしまった。

アニメでは[編集]

最終決戦の後に大赦に保護され、11回もの満開と散花を繰り返した園子は日常生活を送れないほど体の機能を失い、ボロボロの体だったためそのまま大赦に身元が移された。そこで厳重に管理されながら、世界を守った勇者として、神として崇められながら祀られた生活を送っている。21体の精霊を持つ園子は現時点で最強の勇者であり(精霊の数=多くのサポートを受けられる=強い、また五体不満足だろうが勇者になれば戦闘可能)、大赦からは追い詰められた際の最終兵器や勇者が暴走した時の抑止力として期待され、切り札として大切にとっていた。

バーテックス残党との戦いを終えた結城友奈東郷美森をかつての戦場である瀬戸大橋残骸へワープさせ、かつての戦友と約2年ぶりの再会を果たす。その際の姿は全身を包帯でグルグルに巻かれ、一目で動けないと分かる痛々しい状態であり、掛布団が下半身からペッタリとしていたため、当初は脚が切断されて無くなっているんじゃないかとも見えた。
かつての戦友と後輩勇者に園子は勇者システムの真実を伝えた。
打ち明けた理由は、真実を知り向き合ったうえで勇者として戦うかどうかを決めてほしいという思いからであり、決断する時間もなく友達と触れられない体になってしまった園子の経験からの判断であった。また、自身に会いに来た美森に対しては結界の存在とその外へ行く方法を教え、世界の本当の姿を教えた。

最終話のラストで体の機能を徐々に回復していき歩けるようになった様子が後姿で描写された。

関連情報[編集]

ゲーム結城友奈は勇者である 樹海の記憶』にも勇者チームと共に登場する。

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