リヨン

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リヨンは、フランスオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏リヨン市(大リヨン)にある町である。

概要[編集]

フランス東部にある国内有数の大都市。かつてはローヌ県に属していたが、現在はローヌ県から独立したリヨン市となっている。リヨン市は59個のコミューン(市の中の相当)に分かれていて、その中の最大のコミューンがリヨンの旧市街である。本頁では、このリヨン町について記載する。

地理[編集]

ローヌ川ソーヌ川の合流点に位置する町である。二つの川に挟まれたエリアが旧市街。

リヨンに隣接するコミューン
サン・ディディエ
シャンパーニュ
サン・スィル
コロニュ
カリュイル
エキュリ
タッサン
リヨン ヴィリュルバンヌ
フランシュヴィル
サントフォワ
ラ・ミュラティエール
ウラン
ピエール・ベニト
サン・フォン
ブロン
ヴェニスュー


周辺の主要都市および距離
マンチェスター(1000km)
ロンドン(730km)
トゥール(370km)
ハンブルク(940km)
デュッセルドルフ(620km)
ナンシー(340km)
ベルリン(980km)
ミュンヘン(580km)
チューリヒ(340km)
ポルト(1200km)
ボルドー(440km)
リモージュ(280km)
リヨン ブダペスト(1100km)
フィレンツェ(550km)
ミラノ(340km)
マドリード(910km)
バルセロナ(530km)
トゥールーズ(360km)
アルジェ(1010km)
パルマ(710km)
マルセイユ(280km)
ナポリ(940km)
ローマ(750km)
ニース(300km)


気候[編集]

西岸海洋性気候(Cfb)に属する。夏は札幌並に涼しく、冬は京都・仙台並に温暖である。

歴史[編集]

紀元前1世紀頃からローマ帝国に属していた。5世紀にブルグント王国領になり、ブルグント王国滅亡後はフランク王国のブルグント分王国となった。その後、フランク王国の分裂によりアルル王国となり、1032年より現在のドイツに相当する神聖ローマ帝国の一部となった。主にリヨン大司教が治めていたが、1312年のヴィエンヌ条約によりフランスに併合され、フランス王領となった。フランスの一都市であるのは、ここ700年の話である。

交通[編集]

空港[編集]

都心から東へ20kmの所に、リヨン・サンテグジュペリ空港がある。

鉄道[編集]

主要駅は、東部のパルデュ駅と、南部のペラシュ駅。いずれも、旧市街からは離れていて、地下鉄でのアクセスとなる。両駅は列車によって使い分けており、どちらの駅からも、各方面に優等列車・ローカル列車が発車する。また、高速鉄道が空港付近を通っており、リヨン・サンテグジュペリTGV駅が空港に隣接して設置されている。

市内では、地下鉄と路面電車が運行している。

関連項目[編集]

脚注[編集]