モーリス四天王

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【モーリス四天王】

初年度モーリス産駒の頂点に君臨する至高の4頭。
各々が年度代表馬~顕彰馬級の能力を秘めていると言われている。
≪炎帝≫ルペルカーリア(母シーザリオ)
≪龍神≫レガトゥス(母アドマイヤセプター)
≪破壊王≫セブンサミット(母シンハライト)

≪支配者≫ブエナベントゥーラ(母ブエナビスタ)

モーリス四天王(モーリスしてんのう)とは、モーリスを父に持つ4頭の競走馬を指す俗称。その持ち上げっぷりと実際の成績との落差がネタにされ、今では半ば蔑称と化している。

概要[編集]

日本の競走馬・モーリスは、2015年から2016年にかけてマイル・中距離戦で活躍した名馬であり、引退後の2017年から北海道安平町社台スタリオンステーション種牡馬入りし、華々しく第2の馬生をスタートした。また、自身の血統背景から祖父または母父サンデーサイレンスの繁殖牝馬と相性が良いと考えられ、モーリスの交配相手にはシーザリオシンハライトジェンティルドンナハープスターブエナビスタなどの優秀な牝馬があてがわれた。

2018年に産まれたモーリスの初年度産駒は2020年にデビューを迎える。モーリス産駒は馬産地や競馬ファンの注目の的であり、前述の「モーリス四天王」のみならず、以下の馬たちも有力馬としてセットのコピペが作られ、活躍が期待されていた(以下の馬は「四天王コピペ」には含まれるが狭義の「モーリス四天王」には含まれないため注意)。

【六馬将】

古代ギリシャの伝承に登場する馬の使徒と彼らの数がともに6で一致していることから、
誰からともなくこのように称されるようになった。各々がGI級の能力を秘めている
≪天馬将≫ゾディアックサイン(母レネットグルーヴ):六馬将筆頭。四天王に匹敵すると言われている
≪炎馬将≫ジェラルディーナ(母ジェンティルドンナ)
≪雷馬将≫ディヴィーナ(母ヴィルシーナ)
≪風馬将≫クルーク(母クロノロジスト)
≪水馬将≫カランドゥーラ(母ラストグルーヴ)
≪土馬将≫ブルメンダール(母ブルーメンブラット)

【戦乙女】
セブンサミット直属の部隊であり、牝馬で構成されている。その実力は六馬将に勝るとも劣らない
≪神速≫ストゥーティ(母リラヴァティ)
≪紫電≫ベルエポック(母アドマイヤテンバ)

≪疾風≫ユリシスブルー(母アナスタシアブルー)

……しかし、期待と裏腹にモーリス産駒は走らない走らない。「年度代表馬~顕彰馬級」と謳われた四天王たちも例外ではなく、4頭のうちから新馬戦を勝ち上がる者は誰もいなかった。

最終的に、産駒たちの成績は年末にはそれなりに落ち着いたのだが、如何せん四天王に代表されるコピペ登場馬の成績は期待はずれであり、コピペは「倉庫番」「便所掃除」「弁当屋」(「ブエナベントゥー」から)などの情けない役職に書き換えられたり、名前をモーリスと母馬の名前を捩った「モー○○」(セブンサミットであれば「モンハライト」など)に書き換えられたりしたものが出回った。2ちゃんねるなどではこれらが入り乱れ「最新版」などと呼ばれ、四天王の威厳はすっかり地に落ちている。

2022年、炎馬将のモェンティルドンナジェラルディーナオールカマーを勝ち、四天王より先に重賞を勝った。それどころか次走のエリザベス女王杯も勝ち、四天王を差し置いてモーリス産駒随一の出世頭となった。

翌2023年には雷馬将のディヴィーナ府中牝馬ステークスを勝ち六馬将2頭目の重賞勝ち馬となった。