ムイッズ
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ムイッズ（Muizz）は、北アフリカのファーティマ朝の第4代カリフ（在位：952年 - 975年）。
生涯[編集]
父は第3代カリフのマンスール。946年に父が死去したため、跡を継いだ。ベルベル人やシチリア人などを自軍に編入して軍事力を強化し、チュニジアから地中海南岸の全域を支配下に置いて勢力を拡大。969年にはエジプトを支配するイフシード朝の内部崩壊に乗じてシチリア出身の将軍・ジャウハル率いる遠征軍を派遣してエジプトを支配下に治めてイフシード朝を滅ぼした。さらにエジプトの首府・フスタートの北隣に新首都のカイロを建設し、エジプトのスンニ派住民に対して融和策を採用している。
975年に44歳で死去し、跡を子のアズィーズが継承した。
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