ミシシッピアカミミガメ
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ミシシッピアカミミガメとは、カメ目ヌマガメ科の分類されるアカミミガメの亜種である。「ミシシッピーアカミミガメ」とも呼ばれる。
形状[編集]
背甲長28cm。オスよりもメスの方が大きくなる。
甲羅はゆるやかなドーム状。背甲には1本のキールがある。背面の後縁はキザキザする。
背甲は黄色く、褐色の紋がある。耳の後方には赤い紋がある。
黒化すると甲羅黄色い紋と首の赤い紋が消え、黒く縁取られている。一方、幼体は鮮やかな緑色。
生態[編集]
雑食性であり、藻類や水草、水生昆虫、ザリガニ、エビ、貝類、魚類を食べる。
分布域[編集]
主に流れが緩く、日光浴が出来る陸地がある事を好む。汽水域にも生息する。
人間との関係[編集]
日本への移入[編集]
アメリカからペット目的で1950年代に輸入されるようになった。
そのペット用個体が野外に逃がされ、1960年代後半から野外でも見られる様になった。
蓮や菱、ジュンサイの食害やニホンイシガメとの生存競争、ニホンザリガニ、イトヨの捕食が知られている。
規制[編集]
2023年6月1日、アメリカザリガニと共に条件付き特定外来生物に指定された。