プラレール
プラレール(英語: Pla-rail)は、タカラトミー(旧・トミー)のTOMYブランドより発売・販売している鉄道玩具である。
概要[編集]
プラレールは手転がしでも、電池を使えば自動で動く鉄道玩具である。
プラレール同士を戦わせる「バトレール」という愉しみ方もある。
車両[編集]
プラレールの車両は3両編成セットが基本であるが、実車に合わせて1~2輌の短編成や、逆にハイパワーモーターを搭載して6~7輌の長大編成のセット、トーマスやチャギントンなどの車両もある。
二両編成では、チンチン電車や弁慶号があり、電池とモーターのスペースが取れないため二両に分割して組ませており、連結部分のコードが経年劣化で切れて走らなくなることが多かった。
歴史[編集]
1959年に、今のプラレールの原型の「プラスチック汽車レールセット」が発売された。当時のプラレールは今と違い、手で押して遊ぶものだった。
1961年に、小型モーターが内臓された「電動プラ汽車セット」が発売された。このプラレールから、電池を使って車両を走らせることができるようになった。
車両関連の製品の歴史[編集]
単品セット問わず車両が含まれる物を一覧にしました。
製品名 | 型番 | 定価 | 発売日 | 廃盤日 | 製品内容 | 備考 |
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プラスチック汽車レールセット | - | 不明 | 1959/ / | 1966年頃 | - | 記念すべき製品化第1号 無動力手押し式 レールは青色 |
プラスチック汽車レールセット | - | 不明 | 1960年頃 | 1968年頃 | - | レールが灰色に替わっただけの違い |
電動プラ汽車セット | - | 不明 | 1961/ / | 1966/ / / | - | 電動式初の製品 |
予備 | - | - | - | - | - | - |
えのでん | - | - | 1999/ / | 限定品 | 1997年発売の復刻版ちんちん電車塗装変更品、車輪は黄色 | 江ノ電関係箇所で3000個の限定販売 |
さよなら小田急ロマンスカー | - | - | 1999/ / | 限定品 | 小田急NSE3100形3輌 | 実車引退に合わせて3100個を小田急関連で限定販売 |
京浜急行 | - | - | 1999/ / | 限定品 | 通勤電車塗装変更品、行き先「上大岡」 | 京急関連で 3000個?の限定販売 |
えのでん | - | - | 2000/ / | 限定品 | 1999年製と違いは車輪が灰色に変更された事 | 江ノ電関係箇所で3000個の限定販売 |
京王8000系 | - | - | 2000/ / | 限定品 | - | 京王関連で3000個?の限定販売 |
小田急9000形 | - | - | 2000/ / | 限定品 | - | - |
京王6000系 | - | - | 2000/ / | - | - | 現在でも京王れーるランドで買える様なので限定の詳細不明 |
京浜急行 | - | - | 2000/ / | 限定品 | 行き先「羽田空港 | - |
箱根登山鉄道 | - | - | 2000/ / | 限定品 | - | - |
京王9000系 | - | - | 2001/ / | 限定品 | - | - |
西武2000系 | - | - | 2001/ / | 限定品 | - | - |
東急3000形 | - | - | 2001/9/27 | 限定品 | - | 東急、営団、都営の3社合同企画限定品 |
営団9000系 | - | - | 2001/9/27 | 限定品 | - | 東急、営団、都営の3社合同企画限定品 |
都営6300形 | - | - | 2001/9/27 | 限定品 | - | 東急、営団、都営の3社合同企画限定品 |
江ノ電300形 | - | - | 2001/ / | 限定品 | - | - |
予備 | - | - | - | - | - | - |
キハ40 758 | K-10 | 1029 | - | 現行品 | - | - |
19G形コンテナ | F-10 | 399 | - | 現行品 | - | - |
E257系房総特急さざなみ | S-54 | 1680 | 2005/ / | 現行品 | - | - |
予備 | - | - | - | - | - | - |
線路[編集]
プラレールのレール部品は発売当初から基本的な接続方法は変更をせず、過去のレール部品と現行のレール部品でもほぼ問題なく接続できる。
過去のレールで例外となるのは、直線長が現在の規格1/2、1/4に合わない半端な長さのレールが存在していた事である。カーブ半径が現在の複線外側曲線より大きいカーブレールが有ったり、坂レールもブロック橋脚を使わず、レールに橋脚が一体となっていて、ブロック橋脚を使うニュー坂レールとはレール面の高さが合わない物など使用場所に注意すべきものが含まれている。
基本となるレール部品はR-01の直線レールとR-03の曲線レールで、一部の例外を除きほぼ全てのレール、情景部品がこのレール部品を基本としている。
初期には線路部分とストラクチャーが一体化した跳ね橋や踏切があった。
線路関連の製品の歴史[編集]
(車両セット限定のレールは除く) (書き始めなので0.01%くらい)
製品名 | 型番 | 定価 | 発売日 | 廃盤日 | 備考 |
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予備 | - | - | - | - | - |
直線レール | R-01 | 315 | - | - | 標準長の直線レール4本入 |
1/2直線レール | R-02 | 315 | - | - | 標準の1/2長の直線レール6本入 |
曲線レール | R-03 | 315 | - | - | 標準長の曲線レール4本入 |
複線直線レール | R-04 | 630 | - | - | 標準長の複線式直線レール4本、複線式架線柱3本付 |
複線曲線レール | R-05 | 630 | - | - | 標準長の複線式曲線レール4本、複線式架線柱3本付 |
ニュー坂レール | R-06 | 577 | - | - | 標準長の2倍の坂レール |
予備 | - | - | - | - | - |