タツー西成

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タツー西成

職業-彫られ屋。誰でも彼の身体に好きなタツーを入れることができる。通称「ヒューマンキャンバス」。身体の部位によって大まかな価格帯が定められているが、お布施はお気持ちで。
1991年末、和歌山県御坊市にて、市内唯一のダンスクラブを営む両親の下に誕生。家業にちなんでか頼武(らいぶ)と名付けられ、階下にダンスフロアの賑わいと重低音の振動を感じながら幼少期を送る。
小学生中学年の折、父親の教育方針により近隣の山中に置き去りにされ七日間を自力で生き抜く。逞しく育つ。幼い頃のあだ名はぶっ飛んだ猿、「SARUTOBI」
長じては柔道に才能を表し、国際大会入賞の好成績を修め、東京の大学に推薦入学する。
上京を契機に幼い頃から好きだったヒップホップに本格的に八王子を拠点とするクルー「8ta鴉」を結成。2016年、UMB西東京区予選に優勝し全国大会出場を果たす。
この頃、建設現場のアルバイトで5階から資材の上に落下するも無傷で事なきを得る。
仲間の逮捕をきっかけに八王子での活動に終止符を打ち、大阪に移住する。西成を拠点にミナミの表/裏の住人たちと交流を深める。
天賦のタフネスを活かし数々の仕事をこなすなかで、彫られ屋という稼業を閃く。身体中にタトゥーを入れたいという願望をお金を頂きながら叶えることができると気がつき、天職と知る。
先人たちの真摯な思いによって受け継がれてきたタトゥー文化へのリスペクトから、素人にタトゥーマシンを握らせる自らの活動をタツーと呼び始める。
唯一無二の生業はすぐに評判となり、全国のイベントから出店を請われ大きな体躯に数多のインクが刻まれる。
やがてメディアにも注目され「ジョーブログ」や「角由紀子のヤバイ帝国」などの人気YouTubeチャンネル、さらにフジテレビ「アンタッチャブるTV」で紹介され、その知名度は全国区に。
2022年、アメ村のアンダーグラウンド拠点「罠BAR」の店長に就任。その人柄と爆発力で古参新参問わず多くの人に愛される。
頑丈な心身を武器に今日もNGワードなしで誰かのキャンバスとなっている。
2024年、ニューヨーク進出を目指しクラウドファンディングをスタート。