ジャパンブリーディングファームズカップ

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ジャパンブリーディングファームズカップとは、日本の競馬の競走の一種である。複数のグレードが同じ競走を、同じ日に、同じ競馬場で行う。

概要[編集]

アメリカのブリーダーズカップを参考に、2001年に創設。以下の複数の統一グレードレースを同じ日に行うのが特徴。

JBC2歳優駿のみ門別競馬場で開催地が固定されているが、それ以外の3競走については各地方競馬場が持ち回りで開催する。(2018年のみ、中央競馬の競馬場である京都競馬場で開催)2歳優駿のみ門別で固定なのは馬産地との関係による。

馬場は全てダートで、スプリントは1200m、クラシックは2000m、レディスクラシックと2歳優駿は1800mで施行される。しかし開催地が持ち回りの関係上、施行距離がわずかに変動する場合がある。

開催の経緯[編集]

日本の競走馬の供給先は中央競馬は勿論、地方競馬も主要な供給先であったが、経営不振等で多くの地方競馬場が消えていき、残った地方競馬場も賞金額を減らされて馬の需要が減少。馬が売れ残るようになってしまった。そこで馬産者の発案・主導によるレースを創設し、娯楽・スポーツとして競馬を幅広い層へアピールし、競馬を活性化させようという思いからJBCが誕生した。

なお当初の計画では名称をジャパンブリーダーズカップ(略称・JBC)とする予定だったが、本場アメリカのブリーダーズカップ協会からクレームが入ったため、略称のJBCは変えずに意味をジャパンブリーディングファームズカップに変えることで対処した。ジャパンブリーディングファームズカップはJBCの略称を使用するための名前であり、告知や宣伝では原則使用しない。

開催地[編集]

JBCレースの主催はJBC実行委員会と開催する競馬場を管理・運営する競馬主催者が協同で行う。

# 開催日 共催 競馬場 施行距離(m)
クラシック スプリント レディス 2歳優駿
1 2001年10月31日 特別区競馬組合 大井 2000 1200
2 2002年11月4日 岩手県競馬組合 盛岡 2000 1200
3 2003年11月3日 特別区競馬組合 大井 2000 1190[1]
4 2004年11月3日 特別区競馬組合 大井 2000 1200
5 2005年11月3日 愛知県競馬組合
冠協賛:フサイチネット
名古屋 1900 1400
6 2006年11月2・3日[2] 神奈川県川崎競馬組合
冠協賛:フサイチネット
川崎 2100 1600[3]
7 2007年10月31日 特別区競馬組合 大井 2000 1200
8 2008年11月3日 兵庫県競馬組合 園田 1870 1400
9 2009年11月3日 愛知県競馬組合 名古屋 1900 1400
10 2010年11月3日 千葉県競馬組合 船橋 1800 1000
11 2011年11月3日 特別区競馬組合 大井 2000 1200 1800
12 2012年11月5日 神奈川県川崎競馬組合 川崎 2100 1400 1600
13 2013年11月4日 石川県競馬事業局 金沢 2100 1400 1500
14 2014年11月3日 岩手県競馬組合 盛岡 2000 1200 1800
15 2015年11月3日 特別区競馬組合 大井 2000 1200 1800
16 2016年11月3日 神奈川県川崎競馬組合 川崎 2100 1400 1600
17 2017年11月3日 特別区競馬組合 大井 2000 1200 1800
18 2018年11月4日 日本中央競馬会 京都 1900 1200 1800
19 2019年11月4日 埼玉県浦和競馬組合 浦和 2000 1400 1400
20 2020年11月3日 特別区競馬組合 大井 2000 1200 1800
ホッカイドウ競馬 門別 1800
21 2021年11月3日 石川県競馬事業局 金沢 2100 1400 1500
ホッカイドウ競馬 門別 1800
22 2022年11月3日 岩手県競馬組合 盛岡 2000 1200 1800
ホッカイドウ競馬 門別 1800
23 2023年11月3日 特別区競馬組合 大井 2000 1200 1800
ホッカイドウ競馬 門別 1800
24 2024年11月4日 佐賀県競馬組合 佐賀 2000 1400 1860
ホッカイドウ競馬 門別 1800

[編集]

  1. 工事の関係でゴール板が10m移動したため。
  2. 2日はナイターでマイル、3日は昼間でクラシックをそれぞれ開催。
  3. 施行距離が1600mになったため、この年のみ競走名を「JBCマイル」とする。