オレたちひょうきん族

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オレたちひょうきん族(オレたちひょうきんぞく)は、1981年昭和56年)10月から1989年平成元年)10月までに放送されたフジテレビジョンおよび主要系列局[注 1]バラエティ番組である。

概要[編集]

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裏番組の『8時だョ!全員集合』に対する対抗意識で始まった。「向こうが作りこみのお笑いなら、こちらはアドリブで行こう」という考えだったらしい。

内容は「ひょうきんベストテン」と「タケちゃんマン」の二部構成に、単発で「ひょうきんプロレス」や「邦子の絵描き歌」などが入る構成だった。邦子の絵描き歌は視聴者の投稿を使っていた。

エンディングテーマはEPOなどシティポップが使われている。

コーナー[編集]

ひょうきんプロレス[編集]

早い話がお笑い芸人のプロレスごっこで、2000年代立ち上げの西口プロレスを先取りした格好である。
島田紳助アントニオ紳助[注 2]松本竜介がストロングうなずき[注 3]。放送作家の影山民夫がフルハム三浦[注 4]を演じた。試合中、タイガージェットおしん(誰だっけ?)の大根ラリアートでフルハム三浦のあばらにひびが入ったという伝説がある。

ひょうきんベストテン[編集]

既存のベストテンのパロディで、視聴者のハガキは関係ない。一度だけ伊武雅刀の『子供たちを責めないで』が票数を集めてランクインした。それぐらいである。

黒柳徹子役は当初は素人時代の清水ミチコが演じていたはず。山村美智子寺田理恵子長野智子といった局アナが担当したことから「ひょうきんアナ」と呼ばれていた[1]

初期には『8時だョ!全員集合』から出たヒット曲をランキングインさせてすぐに落としていた。

有名タレントは呼べないので、お笑い芸人などが代わりを演じる事が多く、その中でも片岡鶴太郎演じるマッチは、体を張った演技で人気者になった。二番煎じで、でんでんがトシちゃんを演じたが、こちらは不発。当時人気の中森明菜は可愛かずみが演じた。

外国人タレントは一度だけ『今夜はイートイット』のアル・ヤンコビックが登場しオバQに扮した西川のりおが頭をかじられていた。

後半になってくるとアイドルを呼んで、打ち合わせなしでフラワーダンシングチームやひよこダンサーズが歌手の周りを取り囲んで笑わせるパターンになった。

なぜか洋楽タレントに力を入れていて、ウガンダ・トラマイケル・ジャクソンを演じたり、素人で『イカすバンド天国』でクイーンのパロディをしていた銀四郎がプリンスを演じていた。

タケちゃんマン[編集]

伊丹幸雄法螺貝を吹くとタケちゃんマンがやってきて明石家さんま[注 5]扮するブラックデビル(他にもあみだばばあ、なんですかマン、サラリーマン、妖怪人間しっとるけ)と対戦する活劇。他にもビートきよし演ずるキヨちゃんマン、島崎俊郎演ずるポリネシアンダンスのショーダンサーのアダモちゃん[2]、千葉県の飼い牛の吉田くんが登場。末期はたけしが扮する鬼瓦権造[注 6]が登場した。

法螺貝をホタテ貝と勘違いしたせいで安岡力也のホタテマンがスピンオフした。

ラブユー貧乏[編集]

売れない関西芸人のユニット、何人トリオ(村上ショージ前田政二Mr.オクレ)が明石家さんまの前振りで貧乏自慢を行う。バックをロスプリモスが担当し、「ラブユー東京」の替え歌でコーラスをしていた。

その他のコーナー[編集]

  • ひょうきん懺悔室
  • かまへんライダー
  • ひょうきんスター誕生
  • 源さん:片岡鶴太郎扮する源さんがみょうちきりんな行動をする。「何故だかわからない。それが源さんなのだから」というナレーションが付く。

出演者[編集]

キャラクター[編集]

  • アダモステ
  • タケちゃんマン
  • あみだババア
  • がってん娘
  • 怪獣:水島びんが扮して「がお」「がお」鳴きながら飴をばらまく。

スタッフ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 当時クロスネットだった鹿児島テレビ放送のように遅れネット局もあった。
  2. 本家とは顎が出ている共通点がある。
  3. ビートきよし、島田洋八とのユニット「うなずきトリオ」が由来。
  4. 放送当時、ワイドショーを賑わせた三浦和義の店「フルハムロード」に由来。
  5. 当初は高田純次
  6. サッカーの中山雅史のニックネーム「ゴン」の由来。

出典[編集]